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剪定ブログ-お庭の剪定伐採作業実績&植物アレコレ

三重県でご依頼頂いた庭木の剪定や伐採などの、作業の一部や植物の事などをご紹介させていただいております。 三重県のお庭のことならお気軽に剪定屋空までお問い合わせください。
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植物アレコレ&施工事例一覧
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サルスベリ(百日紅)の剪定と育て方|花が咲かない理由は、切る場所と時期にあります
サルスベリの花が咲かない。枝ばかり伸びる。そういうご相談を、夏の終わりによくいただきます。 原因はほとんどの場合、ひとつのことに行き当たります。 サルスベリの花芽は、今年伸びた枝の先につきます。 だから、夏に伸びた枝の先を切ってしまうと、そこにあった花芽ごと落とすことになります。逆に、冬に一度も切らなければ、枝は伸びるだけで花の数は増えません。 まず、どんな木かを見ておきます。 サルスベリはミソハギ科サルスベリ属の落葉樹で、原産地は中国南部です。日本へは室町時代ごろに渡来しました。 放っておくと高さ7メートルほどになりますが、庭木では3メートルから5メートルにおさめて使います。 まっすぐには伸びず、傾いて曲がり、枝を横に広げます。根元から萌芽するので主幹がはっきりせず、何本かの幹で横広がりの樹冠をつくります。 日当たりのよいところでないと、枝の充実も花つきも悪くなります。暖地性で、寒さには強くありません。土質は選びませんが、腐植質に富んで水はけのよいところが向きます。 幹の表面が磨かれたように滑らかで、猿も登れない木として猿滑りと呼ばれた。百日紅

飯島 一郎
2 日前


大人色の赤と黒。夏のガーデンに映える花 エキナセア ルージュノワール
夏のガーデンに映える花、エキナセア。 花のスタイルや花色がバラエティに富み新品種も多く登場している植物です。 暑さ寒さに強い性質で開花期も長いので夏場の庭の彩りにぴったりですね。 そのカラフルな色が魅力のエキナセア、今回撮影したのは画像のルージュノワール。 透明感もあるシックな大人色の赤色系の花びら、中央の漆黒部分にイエローのポイントが輪のように入るのが特徴です。 また茎も黒色で花色とのコントラストが美しく遠くから眺めても目を惹く印象的な雰囲気をもつ品種ではないでしょうか。 草丈は低めで比較的コンパクトな株立ちですが、花色も褪せない性質なので夏の間ずっと鮮やかにガーデンを彩ってくれそうですね。 ところで、この花の名前はどこから来たのでしょう。 エキナセアは、ギリシャ語でハリネズミを意味する echinos が語源です。 ウニを指す言葉でもあります。 由来は、写真の中央を見ればすぐに分かります。 あの盛り上がったトゲトゲ。 触るとチクチクするあの部分から、この名前がつきました。 そしてこのトゲトゲには、もうひとつ面白いところがあります。 エキナセア

飯島 一郎
3 日前


夏の暑さに負けない花。涼し気なブルーを楽しむ サルビア サリーファン
やはり今年も酷暑…強烈な日差しの続く憂鬱な日々ですが、せめて庭の花の彩りは涼やかなイメージに仕上げたい。 そんな人にもおすすめの青色系が涼やかで美しいサルビア サリーファン。 サルビア サリーファン(Salvia farinacea)は、シソ科サルビア属の非耐寒性多年草で、非常に強健で4月~10月頃、夏の暑さにも負けず咲き続け観賞期間が長いのが特徴です。 一般的な実生系のブルーサルビアに比べて旺盛な生育力があり、可憐な花姿ながら夏でも成長しながら咲き続ける姿は逞しい限り。 草丈も30cm以上に成長するので、地植え鉢植えでもこんもりと美しい形になり、寄せ植えの中央部や立体感を出したいガーデンデザインにも向いています。 ところで、いちばん上の写真をよく見てください。 青い花の付け根、花を包んでいる部分が、白い粉をまぶしたように見えます。 これが名前の由来です。 学名の farinacea は、粉のような、という意味。 英語ではそのまま Mealycup sage、粉をふいたセージと呼ばれます。 粉に見えているのは、こまかい白い毛です。...

飯島 一郎
5 日前


紙風船のようなツボミ。バルーン・フラワー キキョウ アストラ つぼみ
紫色が涼やかで美しいキキョウ アストラのツボミが開きかけた様子です。 開花した花姿は大きな星形の凛とした姿ですが、ツボミはキレイに花びらの端を閉じぷっくりと膨らんだ紙風船のような姿。 画像は2枚の花びらがめくれて中の様子をのぞかせていますが、風船のように閉じたツボミも何とも言えない可愛らしさ。 つい触ってポンッと割りたくなる衝動も起こさせる…子どもの頃に割って遊んだ、なんて想い出のある人もいるのかも。 (花が傷ついてしまう恐れもあるので、オススメはできませんが・・・) キキョウの英名は Balloon flower(バルーン・フラワー)。 開花する前のつぼみが、空気でパンパンに膨らんだ風船(Balloon)のように見えることからこの名がつきました。 ところで、この風船が開いたあと、キキョウの花はもう一度、いや二度、開きます。 つぼみがほどけて花びらが開く。 ここまでは、誰でも見たことのある光景です。 けれどこの時点では、花はまだ準備ができていません。 しばらくすると、中央から白い雄しべが立ち上がって熟します。 ここが雄の時期。 花粉を出し終えると

飯島 一郎
8月14日


夏の渦巻き。除虫菊から生まれたあの虫よけ線香 キク ※画像はフウシャギク
花火がドーン、ゆらりと一筋の煙が立ち昇る、夏の風物詩(昔のCMで若い方はご存じないかもしれませんが・・・)蚊取り線香。 うずまき型の線香に火をつけ虫を避ける。 電気式や電池式、スプレー式、置くだけの虫よけ剤が主流となっている現在、煙のでる蚊取り線香を利用しているご家庭は少ない?…と思いきや、意外にも安定した需要。 家庭用殺虫剤の市場は全体で約1,200億円規模とされ、蚊取り線香はいまもその一角を占めています。 アウトドアやガーデニング、ペット用の屋外、長時間用の線香などの需要、また天然成分回帰もその理由のようですね。 蚊取り線香にジョチュウギクが使われた経緯は、1886年にKINCHO(大日本除虫菊)の創業者がアメリカから種を入手し、その後線香業者と出会ったことで除虫菊の粉末を線香に練り込むというアイデアが生まれ、1890年に世界初の棒状蚊取り線香誕生。 ところで、なぜあの形は渦巻きなのでしょう。 最初の蚊取り線香は、棒状でした。 長さは20センチほどで、燃える時間はおよそ40分。 一晩を越すにはあまりに短く、かといって単に長く伸ばせば折れやすく

飯島 一郎
8月12日


なぜ?キュウリの馬とナスの牛。お盆にお供えする野菜の謎 キュウリ 花実
お盆とは、仏教行事の盂蘭盆会(うらぼんえ)のことで、現在では旧暦の7月15日前後にあたる8月13日~16日をお盆としている地域が多いようです。 毎年この期間にこの世に戻ってくるとされるご先祖様の魂をお迎えし、供養することで感謝を捧げる行事でもあります。 お盆に飾る供物の中に、きゅうりの馬(精霊馬・しょうりょううま)と、なすの牛(精霊牛・しょうりょううし)があります。 夏野菜であるキュウリとナスに爪楊枝や割りばしで4本脚を作って飾るお供えは、見た目にも可愛らしくユニーク。 精霊馬と精霊牛は、ご先祖様の魂があの世とこの世の自宅を行き来するための乗り物を意味しており、一般的に速く走る馬(キュウリ)は、できるだけ早く家に帰ってきてほしい。 ゆっくりと移動する牛(ナス)は、少しでも長くこの世にいてほしいという願いが込められているそうです。 牛には、お土産をたくさん背負って帰ってもらうという意味を持たせる地域もあります。 ここでひとつ、面白いことがあります。 この意味づけは、全国どこでも同じというわけではありません。 地域によっては、キュウリとナスの意味が逆

飯島 一郎
8月10日


8月20日は世界で最も恐ろしい生物 蚊の日!?。蚊連草・蚊嫌草 センテッドゼラニウム
8月20日は蚊の日(世界蚊の日)。1897年イギリスの細菌学者ロナルド・ロスが、ハマダラカの胃の中からマラリア原虫を発見。その功績をたたえて制定された記念日です。 実は蚊は世界で最も危険な生き物とも言われます。 あの小さな蚊が?…と驚きますが、実は蚊は世界で最も多くの人間の命を奪う生物。 WHOによると、蚊やダニなど節足動物が媒介する感染症(マラリア・日本脳炎・デング熱など)による死者は、年間70万人を超えるのだそうです。 記念日には感染症の恐ろしさを再確認し、予防や対策についての啓発活動が行われます。 そして最近よく見かけるのは、蚊連草、蚊嫌草といった名前のついた植物、センテッドゼラニウム。 葉や茎に芳香を持つペラルゴニウム属の総称で、ハーブに分類、一般的なゼラニウムに比べると、繊細で華奢な花姿、常緑の葉は一年中楽しむことができます。 蚊対策の理由としては、蚊が嫌う成分シトロネラールを含んでいること、特にシトロネラと交配された蚊連草(蚊嫌草)は香りが強く、蚊が持つ二酸化炭素を察知する感覚を麻痺させる効果があると言われています。 とはいえ置くだけ

飯島 一郎
8月8日


お盆に飾る縁起植物。なのに、植えてはいけない?その理由 ホオズキ
オレンジのちょうちんがぶら下がったような姿。 グリーンとオレンジのコントラストも映える可愛らしいホオズキです。 6月~7月の初夏に淡いクリーム色の花をつけますが、葉の陰に隠れて目立たないこともあり、夏にオレンジの果実と実を包む萼(ガク)をつけた姿が定番のイメージ。 ほおずき市では無病息災を願う縁起物として販売され、お盆には御先祖の足元を照らす提灯として玄関に飾る道しるべとなり、ご先祖の霊はホオズキの空洞に身を宿して過ごすとされています。 そんなホオズキですが、庭に植えてはいけないと言われることも。 理由は各地に伝わる不吉な言い伝えに由来し、ホオズキは病人の唸り声を聞きたがる、庭に植えると死人や病人が出る、といった伝承が残る地域があり、忌み嫌われることがあったようです。 植物の性質としても、暑さ寒さにも強く地下茎により非常に旺盛に増えるため、庭のあちこちに広がってしまい管理が難しくなることも理由の一つだったのではないでしょうか。 また観賞用のホオズキには毒性(アルカロイド)があるので、誤食を警戒しての意味合い、注意喚起という理由もありそうです。..

飯島 一郎
8月8日


続く倒木事例。日本各地で起こる危険 樹木の倒木 ナラ枯れ
7月、そして8月にも樹木倒木事故のニュースが続いています。 2026年7月19日の静岡御殿場市サッカー場での倒木事故では、高さ約18〜20メートルものコナラの木が少年サッカーの試合中に突然根元から倒れ、観戦していた保護者女性や未就学児など7人が救急搬送されました。 倒れたのは晴天で、風もない日の正午すぎ。 嵐でもない穏やかな昼に、大人が両手で抱えても回らないような太さの木が、根元から傾いたことになります。 この倒木の原因は強風ではなく、樹木の伝染病であるナラ枯れによる根腐れと判明しています。 ナラ枯れとは、カシノナガキクイムシが運ぶナラ菌によって、ミズナラやコナラなどの木が集団で枯れてしまう伝染病。 正式にはブナ科樹木萎凋病と呼ばれ、萎凋(いちょう)とは、水が上がらなくなって木がしおれることを指します。 犯人のカシノナガキクイムシは、体長5ミリほどの小さな甲虫。 6月下旬から8月にかけて幹に穴を開けて入り込み、その体に付けて運んできたナラ菌が幹の中で広がり、木は水を吸い上げられなくなります。 外から見て何ともないように見える木が、内側で水の通り道

飯島 一郎
8月5日


花や葉だけじゃない。樹皮の観察もおもしろい 植物本 樹皮ハンドブック
樹皮ハンドブック(林将之 著、文一総合出版)は、樹木の樹皮、つまり幹の表面に焦点を当てた、木を見分けるための実践的なフィールド図鑑です。 花や葉をポイントに見分ける植物図鑑は多くありますが、樹皮に特化した本は珍しいなと思い、手に取りました。 マツやスギ、ヒノキ、ケヤキ、モミジ、カエデなど、身近な樹木や有用樹をあわせて158種が掲載されています。 一つの樹種につき、若木・成木・老木という3つの状態の樹皮写真、全画像500点を比較できるようになっています。 日本で初めての樹皮図鑑でもあります。 この本を見て、樹皮は樹の成長状態によって表情が変わるのだと、あらためて気づかされました。 普段何気なく目にしている樹木も、若い頃と年を重ねた頃では、まるで別の種類のように見えることもあります。 人間のシワや肌のハリが変化していくのと、同じイメージですね。 樹皮は大きく、横筋、平滑、縦筋、縦裂、網裂、斑剥と分類もされています。 この木は何の樹種かと気になったときに、まず分類から目星をつけて、一覧画像から調べられるのは便利です。 一緒に掲載されている葉のスキャン画

飯島 一郎
7月28日


悪魔の木と呼ばれる理由。手が付けられなくなる前に… シマトネリコ
最近SNSで話題になった、悪魔の木。 ちょっと恐ろしい呼ばれ方をされている樹木の正体は、シマトネリコです。 先月のブログでも紹介した植物ですが、爽やかでナチュラルな雰囲気のシンボルツリーとしてよく選ばれる、人気の庭木です。 初夏には涼しい木陰もつくってくれる、見た目も美しい樹木。 お世話に手がかからない強さも、普及のポイントになっています。 しかし、その強い性質こそが、悪魔の木と呼ばれる理由でもあります。 とにかくよく育ち、その成長スピードは樹木の中でもトップクラス。 環境が合えば1年で50cm以上、剪定せず放置すると、あっという間に5mから10m、二階の屋根に届いてしまった、ということも珍しくありません。 SNSでは、境界を越えてしまった、種が飛んで大変、水道管が心配など、逞しすぎるシマトネリコに手を焼く声が並びます。 自力で抜根を試みたものの、根の深さと大きさに諦めて、専門業者に依頼したという体験談も見かけます。 そのエピソードを知って、まだ小さいけれど怖くなって抜いた、という投稿も多く目にしました。 とはいえ、シマトネリコは付き合い方次第で

飯島 一郎
7月24日


カーネリアン(紅玉髄)の鮮やかな赤と縞模様 アークトチス プルミエ カーネリアン
アークトチスは、南アフリカ原産のキク科の植物です。 ガーベラやマーガレットにも似た華やかで可憐な花姿、すっきりとした草姿が魅力です。 オレンジ色や黄色、白、薄いブルーなど、花色もカラフル。 シルバーリーフの品種も多く、葉色も楽しめます。 日中に花が開き、夜には花が閉じる性質があります。 名前のアークトチスは、種子の毛の形に由来し、ギリシャ語のarktos(熊)とous(耳)から来ています。 和名の羽衣菊(ハゴロモギク)は、繊細な花姿が天女の羽衣を思わせることにちなんでいるようです。 熊と羽衣。受けるイメージの違いも面白いですよね。 昭和初期に日本へ渡来したのは、アークトチス・グランディスでした。 現在は交配種や園芸品種も多く流通し、ガーデナーに人気の花となっています。 画像は、アークトチス プルミエ カーネリアン。 日本のゲブラナガトヨさんオリジナルのアークトチスで、プルミエシフォンシリーズに登場した、目の覚めるような鮮やかなオレンジ色の花です。 他のアークトチスより発色が美しく、ベインと呼ばれるすじ模様も魅力的です。 カーネリアン(紅玉髄・べに

飯島 一郎
7月21日


小さく可憐。でも確実に種を残す戦略的帰化植物 ヒナキキョウソウ
庭の片隅に、目立たぬように咲いていた小さな紫の花。 ひょろりと伸びた30cmほどの細い茎の先に、5枚の花びらを持つ直径1cmほどの花。 ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)です。 日本では1931年に横浜で帰化が報告され、今では道端や空き地などで広く見られるようになりました。 茎は40cmくらいまで直立し、分枝せず、すらっとした姿です。 葉は卵形で無柄、互生します。 近縁のキキョウソウとは、葉が茎を抱かないのが見分けのポイントです。 花期は4月から8月、可憐な星型の花ですが、なんせ1cmほどと小さいので、目に留まらないことも多いですね。 このヒナキキョウソウ、スミレやホトケノザと同じく、閉鎖花(へいさか)という仕組みを持っています。 閉鎖花とは、つぼみのまま開かず、内部で自家受粉を完結させる花のことです。 そうすることで、天候が悪くても、受粉を助ける虫がいなくても、確実に種子を残せます。 なんとも合理的なシステムですね。 閉鎖花はがく片が通常の5個より少ない3個から4個で、果実も最上部の開放花より小さめですが、熟すと上部に穴が開き、多くの種子を散布します

飯島 一郎
7月19日


小さいほどスピードが早い。というのは勝手なイメージか ハエトリソウ
まつ毛の生えた二枚貝のような葉、つい触ってみたくなるユニークな草姿。 虫を食べる食虫植物、ハエトリソウです。 葉のトゲには蜜腺があり、甘い蜜で虫をおびき寄せます。 葉の内側には感覚毛と呼ばれる3本ほどの毛が生えていて、これがセンサーの役割をします。 面白いのはその閉じ方で、1回触れただけでは閉じず、30秒以内にもう1回触れると、素早く葉を閉じます。 つまり、最初の刺激を30秒ほど記憶している、ということになります。 脳も神経もない植物が短い記憶を持つというのは、驚きですね。 ガーデニングショップでもよく販売されているので、育ててみたいと思う方もいらっしゃいますね。 湿地の環境を再現するように、鉢を水を張った皿に置く腰水(こしみず)栽培で、常に用土を湿らせます。 日当たりの良い場所で育てられます。 基本的には光合成で成長できるので、特に虫を与える必要はありません。 葉を閉じさせるとエネルギーを消耗するので、面白がって触るなど不要な刺激は厳禁です。 また、冬には休眠も必要です。 その最大の特徴である葉を閉じる性質に、ちょっと興味深い研究がありました。

飯島 一郎
7月16日


甘いスイカのポイントはシマ?7月27日はスイカの日 スイカ
7月27日はスイカの日。 画像は大玉スイカの苗の葉です。 ホームセンターなどでも苗が手に入りやすいので、場所が確保できれば家庭菜園で楽しむこともできますよ。 植え付けは4月から5月の春先、収穫は7月から8月。 言わずと知れた夏を代表する野菜で、果実的野菜とも呼ばれ、果物として扱われることもありますね。 スイカの日は、スイカの消費拡大を目的として、生産者グループや愛好家たちによって制定されました。 由来は、スイカ特有の縞模様を綱に見立て、な(7)つのつ(2)な(7)、つまり夏の綱という語呂合わせからきています。 7月下旬はスイカの出荷量と美味しさがともにピークを迎える時期でもあるので、記念日をきっかけとした販売やイベントも行われるようです。 さて、そのポイントである縞模様は、甘くて美味しいスイカを見分ける重要なポイントなのだそうです。 緑色が濃く、黒い縞模様がくっきり鮮明なものは、健康に育っていて甘みが強い印です。 さらに糖度が増すと、内側からの圧力で表面に凹凸ができるため、触ったときに縞の部分がボコボコしているものを選ぶと、より甘い確率が高まりま

飯島 一郎
7月13日


意外と知られていないかも。おいしい部分は葉ではなく… レモングラス
レモングラス。 地植えでは夏にかなりのボリュームに育つことも多く、冬に刈り込んでも暑さとともにあっという間に大きな株になります。 毎年使い切れない、という声もよく聞くほど生育旺盛なハーブです。 手軽な使い方は、グリーンの葉をカットしてハーブティーにすることです。 ルイボスティーなどとブレンドすると、飲みやすくて美味しいですね。 カットした葉をネットやティーバッグに入れ、バスタブに浮かべれば、爽やかな香りのバスタイムになります。 血行促進やデオドラント効果も期待できますよ。 本場タイやベトナムなど東南アジアでは、トムヤムクンやカレー、スープ、フォーの出汁のような使い方も紹介されています。 最近のSNSでは、レモングラス串のとりつくねが話題になっていました。 鶏肉との相性もよく、爽やかな風味のつくねで、ガイ・パン・タックラーイという料理名です。 調理では、根に近い少しふっくらした部分から上の茎を使い、そこにつくねの種を巻きつけて焼きます。 グリーンの葉ではなく根に近い部分を使うことに少し驚いたのですが、東南アジア料理で使うのはこの部分で、葉は料理には

飯島 一郎
7月10日


その樹木、危険かも。老朽化する樹木の倒木問題
街路樹に命を奪われる。 そんな想像もしなかった事例が続き、深刻化しています。 近年、高度経済成長期に植えられた街路樹が寿命を迎え、全国で倒木事故が問題になっています。 国土交通省の調査では、2021年4月から2024年11月の間に、道路や公園で1,700件を超える倒木や枝の落下事故が確認され、死傷者も発生しています。 先月末のダブル台風では、東京の小金井市の公園で高さ約13メートルの桜の木が倒れ、ニュースになりました。 過去には、神戸市で根腐れしたケヤキが停車中の車を直撃した事故、佐賀県では倒れた松が走行中の車を直撃した、痛ましい死亡事故も起きています。 倒木事故が多い樹種は、ケヤキやサクラが中心です。 主な原因は、植樹から50年以上が経過したことによる老朽化。 ベッコウタケなどのキノコの発生や虫の侵入で、幹の内部が腐食・空洞化して強度が失われることも、大きな要因です。 さらに、アスファルトで根が十分に張れない生育環境や、昨今の異常気象も、樹木への負担を強めています。 私たち剪定屋空が危険木を診断するときも、キノコの発生、極端な傾き、根元の浮きや

飯島 一郎
7月7日


初夏にも大活躍。カラーバリエーションが魅力のコリウス マジックレインボー
初夏のガーデンで大活躍のカラーリーフ、コリウス。 鮮やかな葉色や葉模様のバリエーションが豊富で、初夏から冬まで長い期間楽しめるのも魅力です。 熱帯・亜熱帯が原産で、本来は多年草ですが、寒さに弱いため日本では通常一年草として扱われます。 画像のコリウスは、ネオンカラーの鮮やかなピンクが目を惹くコリウス マジックレインボー。 レッド系やイエロー系、グリーン、ブラックなど、とにかく色彩豊かなコリウスの中でも、この鮮やかなピンクはついつい目に留まる華やかさがありますね。 栽培のポイントは、日当たりと風通しです。 水はけの良い場所を好みますが、耐陰性もあるので、シェードガーデンでも活躍してくれます。 真夏の強すぎる直射日光は葉焼けの原因になるため、美しい葉色を保つには、涼しい半日陰での栽培が理想的です。 開花期にはシソに似た花を咲かせますが、咲き続けると葉の色があせて株が消耗するので、葉を楽しみたいときはこまめに花を摘み取るとよいですね。 コリウスは、挿し木でとても簡単に増やせるのも嬉しいところです。 生育期の5月から9月に、健康な茎を7〜10cmほど切り

飯島 一郎
7月7日


バジルで目を洗う?メボウキ(目帚)と呼ばれた王様のハーブ スイートバジル
イタリア料理には欠かせないハーブ、バジル。 ジェノベーゼパスタやトマトとチーズのカプレーゼ、ピザにも欠かせない存在ですね。 バジルは王様のハーブと呼ばれる植物で、その語源は古代ギリシア語で王を意味するバシレウスに由来します。 王家や貴族など高貴な人々が、薬として、また香水として愛用していました。 神聖な植物として神に捧げられ、寺院の周辺でも栽培されていたようです。 日本へ渡来したのは江戸時代のこと。 インドからヨーロッパを経由して伝わりました。 当時は栽培が難しかったようで、種子が輸入され、漢方薬として流通していたそうです。 属名にもなっているメボウキ(目箒)という和名にも、面白い由来があります。 なぜ箒(ほうき)なのかと不思議に思いますが、バジルの種を水につけておくと表面が膨らみ、半透明の白っぽい粘膜ができます。 それを利用して目に入ったゴミを取り除いていたことから、目を掃除する箒という名がつきました(日本メディカルハーブ協会)。 現代では種で目を洗う方法はおすすめできませんが、栄養面でもカロテン、ビタミンE、ミネラルが豊富です。...

飯島 一郎
7月4日


不安や憂鬱、感染症ケアにも。ハーブの女王 イングリッシュラベンダー
5月〜6月の時期に紫色の花をつけるイングリッシュラベンダー。 シソ科ラベンダー属に分類される常緑の小低木です。 一面に咲くラベンダー畑は、北海道の観光地としても有名ですね。 原産地は地中海沿岸ですが、イギリスのような冷涼な気候に適応し自生していることから「イングリッシュ」の名がつけられ定着したとされています(実はイギリス原産ではないというのは意外ですね)。 数多くの品種があるラベンダーの中でも、最も香りが立ちやすく強いのが最大の特徴。 草丈は30cmから1.3mほどになり、華奢な茎の先に小さな花が固まった穂状の花序をつけます。 主流の濃淡のある紫色以外に、ピンクや白の品種もあります。 耐寒性が高く北海道のような北の地方でも栽培可能ですが、高温多湿には弱いため夏場の蒸れには注意が必要です。 梅雨入り前に花を収穫し、大きく切り戻して夏越しするのがおすすめです。 古くから薬草やアロマとして重宝されてきた精油は「ハーブの女王」と呼ばれています。 精神面への作用として抗不安・鎮静作用があり、不安や憂鬱、不眠、興奮状態を和らげる「リラックス系」のハーブとして

飯島 一郎
7月1日
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