美味しくて甘~い砂糖菓子の金平糖をご存じでしょうか。その金平糖にそっくりなツボミをもつカルミア。それはときに生クリームを絞ったような形にも見えなくはないでしょう。
そんな愛らしいツボミをもつカルミアはツツジ科の低木で開花すると、木が花で覆われるくらいに花をたくさん咲かせます。金平糖の形のツボミから、花が開くと今度はビーチパラソルに変化します(笑)。カルミアの花が咲く過程ですが形がとてもユニークですので印象に強く残るかもしれませんね。しかも葉っぱはシャクナゲにも似ています。
成長はゆっくりで勝手に形が整ってくれるので、あまりお手入れはいらないかもしれません。ですから間違った剪定をしてしまい、来年の花が咲かなくなってしまった……ということが少ないと思われます。
ただカルミアは毒性をもっていますので、あやまって口に入れたりしないでくださいね。特にお子さんのいる家庭でしたら「おままごと遊び」などで金平糖に似ているツボミを食べてしまう可能性も否定できませんので、よく説明してあげましょう。ちなみに花の蜜にも中毒になる可能性が含まれています。
カルミアの根は繊細でストレスを受けやすいので、植え替えは最小限にしましょう。根が細いのでプチプチ切れてしまうかもしれませんよ。
花が開いたカルミアは、とても上品な姿で凛とした佇まいを見せてくれることでしょう。
間近で金平糖そっくりなツボミを観察してみてください。ちなみに筆者はしぼった生クリームを思い出しました(笑)。
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