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みえ森林・林業アカデミー2日間の講義を終えて

執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

三重県津市白山町にある三重森林·林業アカデミーの講義を1月12日、13日と受けてきました。 


三重県津市白山町にある三重森林·林業アカデミーの講義を1月12日、13日と受けてきました。 

私達はみえ森林·林業アカデミーの2期生で昨年より2年間のディレクターコースを受講しており、森林の事から林業の事、マーケティングなど幅広い分野を学ばせていただいております。

今回の講師として


里山で地方創生をするローカルベンチャー企業の株式会社sonraku様

過疎化された漁村を活性化する取り組みをサプラーチェーンで行われている株式会社ゲイト様

株式会社さとゆめ様

吉田本家山林部様

森林アメニティで森林療法をしている東京農業大学教授の上原様


途中退室して講義はお聞きできませんでしたが、三重大学教育学部教授の平山様


実績ある方々からとても身になるお話を伺うことできました。


sonrakuさんのお話では、以前から気になっていた VORTER社製の超小型木質バイオマス発電ユニットの詳細を伺うことができとても参考になりました。

バイオマスというと、大規模な事業というイメージで私達のような小さな会社とは無縁に感じていましたが、これから小型木質バイオマス等はますます注目されてくると思います。それに伴い森林整備を進めることにもなると思いますが、その山の環境や役割、多面的な機能を頭に入れ適切な山の整備から管理、育成していくことがとても大切だと思います。


山の手入れを継続するためには仕事として循環する仕組みづくりが必要で、どのような仕組みを考えるかという部分で株式会社ゲイト様のサプライチェーンに関するご講義がヒントとなり、地方で起きている課題や誰も注目していなかった事にチャンスがあると改めて思いました。


サプライチェーンもどこか大きな事業のように感じていましたが、自ら一元化して管理することは、自分達が持つ責任感がどれくらいあるのかを商品に乗せてお客様に伝えられる大事なコミニケーションビジネスで、事業の規模は関係なく重要な部分だと思います。


どこから来たの分からない食材を加工するのではなく、自らが責任持って育てた農作物や漁をして採った魚を自分達の手で消費者に届けられるという事は、消費者目線から考えても安心できるのではないでしょうか? 

山の循環に当てはめて考えてみると、


自らが森林整備を行い、植林した木や草本などから山の幸を採取して、加工し消費者にお届けすることで加工や山の活用などを通して収入が生まれます。そこで得た収益をまた山の整備に当てることが出来ると持続可能な山作りの1つの仕組みとなります。

仕事としての循環が生まれる事で、より責任感を持って取り組み状態の良い山が維持していけると思います。


山の中は私たちにとっては宝物だらけで、時間を忘れて没頭してしまうほど魅力的です。 

山の中は私たちにとっては宝物だらけで、時間を忘れて没頭してしまうほど魅力的です。 

現代では忘れ去られてしまっている山の幸再発見プロジェクト食べれる森を発信し、少しでも多くの人に山の魅力を伝えていきたいと考えています。


今年は2期生のディレクターコース2年目の講義を受けさせてもらっていますが、去年の出席日数がたらず修了する単位を補うため今回は補講という形で3期生のディレクターコースの方々と一緒に講義を受けさせていただきました。


心細い気持ちもありましたが、3期生との良い出会いもありとても充実した二日間となりました。受講生に造園業社が毎年増えてきている事もすごく嬉しくなります。

山の事を学び庭に活かす。これも私達の一つの使命だと感じております。


山の事や食べれる森にご興味を持っていただけましたらお気軽にお問い合わせください。


人間も山も動物も健康でいられる未来へ

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