涼し気な青色の5枚花びら。名前の通り星のような可愛らしいカタチの「ブルースター」。
ガーデニングショップでは表示名にブルースターとありましたが、流通名としてはオキシペタラム、正式和名では瑠璃唐綿(ルリトウワタ)があり英語では属名でもあるTweedia(トゥイーディア)」と呼ばれることも多いようです。
花径は3cmほどで大きくはありませんが、独特の透明感あるやさしいベビーブルーカラーが美しく、咲き始めは薄い水色、咲き進むにつれ濃い青色、そして咲き終わりにはピンクがかった青色になる色変化も魅力のひとつ。
西洋では男の子の誕生祝いにブルースターを贈る風習もあるそうですが、日本では店頭での切花としての流通やウェディングブーケやお祝いの演出に人気の花です。
花嫁が何か青いものを身に着けると幸せになれるというサムシングブルーにも由来する「幸福な愛」という花言葉、他にも「信じあう心」やバースデーフラワーとして「新しい生命」とダイレクトな意味づけも。
ブルースターの開花後には7~8cmほどの大きな果実、そしてふわふわの綿毛のついた種ができ、こぼれ種でもよく増えるのでお庭の彩りや寄せ植えの定番アクセントにおすすめ。
暑い夏、やさしいブルーの星花で涼感を演出してみてはいかがでしょう。
ブルースター(オキシペタラム):キョウチクトウ科(ガガイモ科)/ トゥイーディア属 和名:瑠璃唐綿(ルリトウワタ) ブラジルなど南米原産 5月~10月頃まで暑さにも負けず初夏から秋まで開花する多年草です。
空色のブルースターの他、澄んだ白色のホワイトスター、やさしいピンク色のローズスターもあります。