小さなホオズキのようなこちらは、チロリアンランプです。ウキツリボクというのが正式なお名前です。チロリアンとは、「チロル地方の」という意味。見た目から、もうお分かりかと思いますが、提灯のように見えるため、ランプという名前がついて、チロリアンランプと呼ばれます。
葉はハートのような形をしていて、とってもかわいいですね。ランプのように見える、この赤い部分は、花びらだと思われがちですが、これはガクです。この赤いランプは、徐々に5つに裂けていき、中から本当の花弁が現れます。花弁は、黄色です。赤いランプから、黄色のお花が垂れ下がる姿はとてもかわいいので、見ものですよ。ワンピースを着た女の子のように見えます。
チロリアンランプは、ブラジル原産で、温かい場所を好みます。この画像のチロリアンランプは、温室で育てているものです。温室なら、ほぼ通年でかわいいランプとお花を楽しめます。自宅で育てることももちろん可能で、春から秋にかけてかわいいお花を楽しませてくれます。自宅で育てる場合は、日当たりのよい場所で育ててあげましょう。塀に垂らすようにすると、とてもかわいいのでおすすめですよ。
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