地中海沿岸で古くから食用とされ、栽培されてきたハーブ「ルッコラ」。
英語圏やフランスでは「ロケット」、イタリアでは「ルケッタ、ルーコラ」と呼び、イタリア料理ではサラダやメインディッシュのサブに添える定番ハーブです。
日本には明治時代には入ってきていたようですが、イタリア料理が広まるにつれ徐々にルッコラの名も流通も広まってきたそうです。最近ではベビーリーフのミックス野菜などにも入っていて、わりと手軽に買うことができますし、栽培用にも種やポット苗がガーデニングショップに置いてあるのをよく見かけます。
アブラナ科キバナスズシロ属、原産地は地中海沿岸、種の発芽率も高く病気にも強い、ほぼ一年中栽培することができるので、植える時期をずらして通年収穫することも可能な重宝なハーブ野菜です。
ルッコラは古代ギリシャ時代から食用とされていて、一説によるとあの世界三大美女と称されるクレオパトラも美容のために食べていたとか？！
クレオパトラ女王の美の真相は定かではないとはいえ、ルッコラは栄養価的にもビタミンやミネラルが豊富で、むくみ、美白、美肌の生成に役立ってくれる食材だといえそうです。
味の特徴はゴマの風味、ピリリとした軽い刺激、そんなテイストが好みの方はぜひフレッシュ葉をサラダで食べるのがおすすめ。
良質なオイルと一緒にとることで効果も高まるので、ルッコラと相性の良いオリーブオイルをつかって、生ハムやチーズをプラスしたイタリアンテイストのサラダを作ってみてはいかがでしょう。
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