「塊根植物(かいこん植物)」というのをご存じでしょうか?今スゴイ人気なのだそうです。
画像は多肉植物愛好家の知人から、「このフォルムが魅力!」と紹介?してもらった、まるいポテッとした形の露出した根からよいバランスで伸びた3本の茎と葉。「グラキリス」という植物。
塊根植物という分類が確立しているわけではないようですが、多肉植物の範疇で主に根や幹の部分がぷっくりと大きく膨らむフォルムの植物を指し、コーデックスとも呼ばれます。(コーデックスはラテン語で木の幹の意)
主な原産地はアフリカ大陸や、中東・中南米などの暑くて乾燥した地域、雨が少なく、土壌の栄養も乏しい場所でも育つよう、根や幹に水分や栄養を蓄えたたくましい植物。
アフリカ、マダガスカル原産、キョウチクトウ科パキポディウム属のグラキリスはその代表的な種類、他にもアデニア属、ユーファルビア属など品種がたくさん。また同品種でも育て方によって個性的なスタイルに変化するので愛好家、コレクターも急増しているようです。
有名アパレルブランドの代表など男性愛好家の比率も高く、存在感、オリジナリティが、雑貨やインテリア、アートに繋がる収集欲を刺激される存在なのだとか。
実際その人気ぶりは価格にも反映し、レアものになると数十万の値がついているものも。
このグラキリスは「とても価格は言えない…」と濁されたので、なかなかのお値段なのでは?と推測しています。
日本でも栽培が進んでいるようなので、今後は手の届きやすい株も期待できそうですが、タイプの塊根に出逢ってしまったら…結局買ってしまうのが「愛好家魂」というものなのでしょう。
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