小さな花が仲良く並ぶ、ブーケのような花「アリッサム」

アリッサムはスイートアリッサムとも呼ばれ、学名ロブラリア・マリティマ、アブラナ科、ニオイナズナ属、地中海沿岸原産の多年草（一年草）。白く小さな花が集まってこんもりとしたブーケのように咲く様子が可愛らしい植物です。

小さな花が仲良く並ぶ、ブーケのような花「アリッサム」

ほのかな香りと純白の大きめの花をつけるスノークリスタル、白とラベンダーカラーが混ざり合う可憐なロイヤルカーペット、色の種類が豊富なイースターボネットなど品種も多数。夏に開花を迎えるように改良されたスーパーアリッサム、葉にクリーム色の班が入ったフロスティナイトという変わり種の品種も出ていますので、通年楽しめる花としても人気です。

花色も白の他ピンクやオレンジ系、紫系の種類もあるので、多色を並べて育てるのも美しくお互いのカラーを引き立てるようにデザインして植えるのも素敵ですね。

開花時期は10月～4月頃までと比較的長く、寒さにも強く、横に広がって育つ性質があるのでグランドカバーや寄せ植えなどにも向いています。

花言葉には「奥ゆかしい美しさ」「素直」など、ひとつの花は小さく控えめながらも咲きそろい一面を覆い美しく染める優美な美しさがイメージできる言葉が並びます。

また「仲直り」という言葉もつけられていて、スイートアリッサムの仲間同士くっつきあって円形のカタチを作る花の様子、仲良く並んだ微笑ましい様子から連想されたのが想像できます。ぴったりな花言葉ですね。