ハート型の葉、緑の縁どりに葉脈のピンク色が美しいガーデンカラジウム。鮮やかなカラーとインパクトある葉のスタイルが特徴的でインテリアと調和する観葉植物として人気です。
赤い斑入り葉のカラジウムの花言葉は「喜び」「歓喜」。トロピカルなイメージ。
性質としても日本の高温多湿気候に適し、日なた・半日陰・日陰でも育つので地味になりがちなシェードガーデンをカラフルに彩ってくれる植物としても重宝されています。
植え付けに適しているのは7~8月の夏場、9月下旬~10月上旬に株元から10cmの高さで切り戻しをすると整います。ただ注意したい点、それはサトイモ科の毒性。
サトイモ科植物は樹液に毒性のあるシュウ酸カルシウムが含まれます。剪定時にかぶれないよう手袋をして作業しましょう。
観葉植物では他にもアンスリウムやスパティフィラム、モンステラ、ポトスも人気ですが、どれも同じサトイモ科。やはり葉や茎の樹液に毒性をもつため触れる際の注意はもちろん、最も注意したいのは猫や犬などのペットや小さなお子さんの誤飲。誤って口にいれてしまうと口腔内炎症、嘔吐、中毒症状をひきおこしてしまう恐れがあるので植える場所や部屋での配置には注意が必要です。
どれも癒しや安らぎをくれる素敵な植物ですが、危険情報を知らずに育てている方も多いようなのでぜひ植物性質のご確認を。
毒性が気になるとはいえ、ハート形の葉がかわいいサトイモ科の植物、安全に配慮しながらお庭にお部屋にたくさんのハートを満たして楽しんでみてくださいね。
ガーデンカラジウム:サトイモ科 ハイモ属 非耐寒性多年草 生育気温10℃以上
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