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モッサモサの葉っぱの素敵なクモマグサ

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 2021年4月28日
  • 読了時間: 2分

「クモマグサ」。筆者の大好きな花の1つです。花も可愛らしく華麗に咲いてくれるのですが、なによりも葉っぱが大好きなんです。その葉を見ているとまるで苔のような感じで。


モサモサと茂っている感がでていて地味ですが、こんもりとした姿で生育してくれます。個人的にプラスチックの鉢よりも陶器などの器を進めます。「和モダン」という楽しみ方などいかがでしょうか。これで夏も丈夫に育ってくれるのなら、素晴らしいグランドカバーにもなるのに残念に思います。


ヨーロッパ原産の高山植物ですが、日本にもクモマグサとして自生する植物は別物です。園芸店で見かけるものはヨーロッパ原産のものになります。日本に生育しているクモマグサは実は絶滅危惧種になっています。御嶽山やアルプスの白馬岳、本州の中部だけしか生育しておらず野生のクモマグサになります。そう聞くと日本のクモマグサはとても貴重な植物だと思いませんか?


ただ高山植物ですので夏の暑さには弱いです。ですから夏越しは難しいかもしれません。こんもりとしているので、きっと蒸れるのかもしれませんね。本当に丸っこくて愛らしい姿なのに1年で枯れてしまうことに、勿体なさを感じてしまうのは筆者だけでしょうか。


漢字では「雲間草」と書きますが、雲のそばの近くの高い山にしか生えることがないという事でクモマグサと付けられたと言われています。何か天と地をつないでいる架け橋のような植物の名前にも思いませんか?


筆者は山が好きなので、もしまた行く機会がありましたらクモマグサを探してみようかと思っています。

あ・・・登山はしないので無理でしょうか(笑)

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