色鮮やかでトゲトゲのボールのような…かわいい花を見かけました。
写真のカラーはブラッドオレンジ、ビタミンカラーに縁取りが褐色、艶感があり、キャンディーやおもちゃのような質感が目を惹きます。
他にも明るい黄色のレモン、淡いオレンジベースに縁取りが濃いオレンジのマンゴー、ホワイトに縁取りが濃いピンクのフランボワーズも並んでいて、どの色の花もまるでおしゃれなスイーツのようです。
花びらの質感も独特で、フレッシュな植物らしからぬカサカサ感があり不思議な感じ。
画像のように開花前と開花後でも色味や花自体の印象が違いますよね。
花の名前は「コロロ」(音もカワイイですね!)ちょっと変わった花、おもしろい花の開発で知られるサントリーフラワーズの商品で、キャッチフレーズは「室内でドライフラワーのように長く楽しめる花」。
キク科ムギワラギク属で、耐寒性が高く、真夏以外は花を咲かせることができ花もちも長い、コンパクトにまとまり次々と鮮やかな花が開花する、ガーデニングフラワーにぴったりの植物。
そして花の部分を切り取っても、半年程度はそのままの色を保ち続ける!という驚異的な特性で鮮やかなカラーのドライフラワーとして楽しめるそう。切り取っても色あせない花…不思議ですね。
サイトには色とりどりの花部分をプレートに載せたもの、ボール型にまとめたクラフトなど、この特性を生かした飾り方も紹介されています。
植物に詳しい方の記述によると、貝殻層と呼ばれた植物、かつて流通したヘリクサムやムギワラギクという花の改良版なのでは…という考察も。
カサカサの質感花を懐かしく感じる愛好家の方もいらっしゃるのかもしれませんね。