夏に紹介したアーティチョークの花後です。見事に大きな紫色の花を咲かせた後は散ることなくそのままの状態で枯れ、ガクもカラカラになり、花びらの部分はふわふわした綿毛がついているような姿に。
種が取れるのか、乾燥したら確認してみたいと思っています。
切花にした花は風通しのよい場所に吊るしておいたら、ドライフラワー状態になりました。花材としても流通しているようですが、ドライになっても大ぶりで存在感あり、濃い紫とほどよいアンティーク感、好まれる方も多そうですね。
アーティチョーク:キク科チョウセンアザミ属、地中海沿岸原産の植物。
今回はアーティチョークの効能についてもう少し深堀してみました。
イタリア料理でおなじみの高級野菜として知られる植物ですが、古代ギリシャ、ローマ時代では薬用植物として利用されていました。
野菜料理としてガクの部分が注目されるアーティチョークですが、実は「葉」にも効能が。
葉に「シナリン」という成分があり、肝機能を高め肝臓の解毒、血中コレステロールを下げる、消化器系の働きを向上させる、また脂肪分の分解を促進するため、胃もたれの防止にも有効とされています。
ベトナムでは葉っぱから煎れるハーブティが良く飲まれているそうで、「二日酔いに効く」「肉料理の後の消化を助ける」という効果もあるとか。
葉を乾燥したハーブティも市販されているようで、アーティチョーク葉とペパーミントをブレンドしたお茶のレシピもありました。
こんなにもカラダに美味しい効果があったとは…葉っぱも収穫しておくべきでした。
アーティチョークハーブティ、味も気になるところです。