赤や白だけでなく、黄色や青、紫、オレンジ、写真のような白の花びらにピンク色の縁取りのもの、その色やスタイルも豊富で贈り物に人気の花「カーネーション」。
最近では学校の卒業式に渡す花として、また昔から定番の母の日のシンボル花ですよね。
ナデシコ科・ナデシコ属、原産は南ヨーロッパ、西アジア。
日本に伝わってきたのは江戸時代、オランダから渡来したナデシコの花=オランダ石竹(セキチク)と呼ばれていたそうです。
現在、日本市場だけでも1000種類以上の流通があるといわれるほど、バリエーションも豊かで、1本でも絵になり、ブーケや鉢植えでも華やかさと愛らしさを持っています。贈りやすい花ではありますが、色が豊富なだけに色別の花言葉もさまざま。
カーネーション全体の花言葉には「無垢で深い愛」
赤色は「母への愛」「真実の愛」、白色は「尊敬」「私の愛情は生きている」、ピンク色は「感謝」、オレンジ色は「純粋な愛」、紫色は「気品」、青色は「永遠の幸福」
どれも贈り物に喜ばれそうな意味の言葉が並びます。
ただ、黄色には「友情」という意味もありながら「軽蔑」「嫉妬」という言葉もあり、濃赤色は「心の哀しみ」を表すとか。
少しネガティブな意味にもとらえられそうなので、黄色や濃い赤色はシチュエーション次第では避けたほうが無難かもしれません。
せっかく花を贈るのなら、相手の好みはもちろん、色別の花言葉も気にかけて選んでみてはいかがでしょう。