「リュウキュウカズラ(琉球カズラ)」「リュウキュウおもちゃうり」「オキナワすずめうり」など、色々な呼び方があるようです。
本来は赤い実がなるのは9月頃らしいのですが、今年は植え付けが遅かったことと長雨のせいか10月後半になって2~3cmほどの可愛い実がオレンジに色づいてきました。
写真ではほぼ全てがオレンジから赤色の実になってしまっていますが、もう少し前には若いグリーンに白い縞模様のミニミニすいかのような実も残っていて、緑と赤のコントラストがとてもカラフルでかわいらしかったです。
その様子は訪れる人の目を惹くようでツルのついた実を飾りたいともらってくださる方も。うまく育てばたくさん実がなり実から種が取れるので、翌年に向けて種をとっておくのもいいですね。軒下のグリーンカーテンのように育てるのもおすすめですが、葉っぱが少し小ぶりなのでヘチマやゴーヤと混在させて植えてもいいようです。または庭のフェンスや柵につるが絡むように配置して道からの目隠しや通る方に花や実を鑑賞してもらう植え方もよいと思います。
植える時期は4月~5月頃、ホームセンターなどにもタネや苗が出回っています。名前の通り南国の植物なので暑さには強いですが、水が大好きなので水やりは頻繁に。ぜひ夏から秋にかけての庭造りの賑わいに活用してみてください。