学名はSalvia、シソ科アオギリ属の多年草で浄化のハーブとして人気のセージ。アオギリ属のことをサルビア属としている場合もあり、セージという名前もサルビア属全体の名として使われることもあるようです。
私のイメージでは花の名前としてはサルビア、セージはハーブとしての葉のイメージが強い気がしますが、品種も多く画像のセージはちょっとモコモコふわふわとした長めの葉っぱが可愛いコモンセージのようです。庭には紫色の花を咲かせるメドーセージや丸い赤い花びらのチェリーセージも育っていますが、花の色や葉っぱの形も様々で同じ種類とは思えないほど個性豊かです。
セージはラテン語で「癒す・救う」という意味の言葉に由来し、古代から長寿のハーブとしても愛されてきました。アロマオイルの効能としては風邪や感染症にも効果的で、特にクラリセージは鎮静目的、月経不順やPMS、更年期障害の緩和にもよいとされる為、女性のハーブとも言われています。また浄化力の強さでも定評のある植物で、気分を切替え、悲しい気持ち、落ち込んだ気持ちを浄化するといわれています。
特にここ最近では乾燥したホワイトセージの葉を焚いて空間を浄化する方法も広まっているようで、生活に取り入れているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ネイティブアメリカンが儀式に使っていたというこの浄化法、神秘的な香りが楽しめそうですね。