キンセンカ。まるでヒマワリのミニチュア版のようなハッキリとした色合いの花です。
種から植えても育てやすい植物で、あまり失敗もなく初心者の方にもおススメですよ。
品種も20種類ほどあり、中にはスパイスや薬用としても使われてきました。
花言葉は「別れの悲しみ」「寂しさ」などです。明るくてサンサンとした感じの花からは
想像がつかない花言葉ですよね。黄色の花は何故かあまり良くない花言葉がつけられる事が多いのです。
キンセンカの場合ギリシャ神話に関係していて、失恋した水の妖精が姿をキンセンカに
変えてしまったといわれています。
何とも悲しい話で、本当は大輪の花のように明るく温かい気持ちで過ごしたかったでしょうね。
キンセンカの花が食べられるように、南房総地域で研究されている事をご存じでしたか?
食用向けの技術はまだ研究段階ですが、この先にもし開発されたのなら是非一度は
食べてみたいですね。
色鮮やかなキンセンカの花なので料理にも彩りがでますし、視覚と味覚で楽しむ事が出来きるので二度のお得です。 やはり南房総でキンセンカのフルーツソースがグランプリをとっています。
ソースにショウガも入り、喉に良さそうなソースですよね。キンセンカは薬用にも使われているのでW効果でしょう。
「冬知らず」というキンセンカをご存じですか?
この花は、こんもりと株が横に広がっていくので私は寄せ植えをしないで、この花だけを
植えていました。株一杯に小さな黄色の花を咲かせるのでキレイです。
普通のキンセンカが大輪の一輪咲きとしたなら、冬知らずでは株が花で覆われる感じでしょう。
キンセンカに儚くも悲しい話があるとは誰も思わないでしょうね。
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