暑い日がまだ続いています…水分補給は欠かせない日々ですが、スッキリ爽快なハーブティといえばやはりレモングラス。インド・熱帯アジアを原産とする植物なので猛暑と相性がよいのか今年も盛大に成長してくれました。惜しげもなく使えるのはうれしい限り。
フレッシュ葉にお湯を注ぐだけでも爽やかなレモンの香りがふわり漂い、おいしいハーブティとしていただけますが、市販のお茶とブレンドするのもおすすめです。
個人的に相性がよいと感じるのは+緑茶、+ルイボスティー、そして+ジャスミンティー。特に暑い時期はジャスミンティーとブレンドするとスッキリ感、爽やかさが増すように思います。
ジャスミンティーは緑茶にジャスミンの花の香りをつけた中国茶ですが、沖縄のお茶として有名な「さんぴん茶」も同じ製造法のお茶。さんぴん…の意味を調べると…「さんぴん」は中国語の「香片(シャンピェン≒香りの高い茶葉や花びら)」をルーツとする呼び方のよう。19世紀頃には福建省や台湾から沖縄にお茶が伝わった歴史があるようです。
レモングラスも沖縄や九州の佐賀で栽培が盛んなハーブなので、日本の南地域に育つ植物同士相性はよいのかもしれません。
レモングラスの効能はリフレッシュ、胃腸を整える、血流の状態改善、美肌効果など。ジャスミンティー（さんぴん茶）の効能にも自律神経を整えリラックス効果があるそうなので、リフレッシュ&リラックスをトータルサポートしてくれそうですね。
爽やか系ハーブティで残暑も乗り切って過ごしましょう。
レモングラス：イネ科 別名にレモンガヤ コウスイガヤなど