食べた果物などのタネを植えて育てる。という話を聞いたことはありますか?私のまわりでは、レモンのタネを庭に植えたら大きく育った!豆苗を地植えしたらツルが伸びてエンドウ豆が収穫できた!という方もいました。
身近な果物の中でもアボカドは種が大きくて立派なので植えてみたい、と思った方もいるのではないでしょうか。私もまんまるい生命力の高そうな種を取り出すたびに何となく捨てがたくて、庭に植えて(というか置いて放っておくという感じですが)ました。
きちんと土をかぶせても大抵はそのままカラカラになっていることが多く、やっぱり発芽は無理なのかなと思っていたのですが、夏前に「あれ、これアボカドじゃない?」と家族から聞かれ、見ると葉っぱが4,5枚ついた茎が伸びています。
根本にはアボカドのタネらしき存在があり、初発芽を確認できました。ネットで調べてみると、水耕栽培でもっと上手く発芽ができそうで、イメージ通り寒さに弱いようなので、季節を選んで発芽させるのがいいようです。
大きくなってきたら鉢やプランターに移して育て、結構背丈が伸びるようなので観葉植物として楽しめるということ。「もしかして実がなるの?」と期待もしましたが、アボカドは1本の木では受粉も難しく、結実するには種でなく接ぎ木などで増やした苗から育てた木でないと難しいそうです。
どのくらい伸びてくれるのか、しばらく観察を楽しんでみたいと思います。
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