夏の暑い時期、金柑の花が咲いていました。白く小さく可憐な花が枝先にたくさん。
よく見るとまわりには緑色の小さな実もつき始めています。我が家の庭は夏場にはあまり花がないので、金柑の花は貴重な存在なのでしょう、ミツバチもよく花の周りをよく飛んでいます。
金柑はミカン科キンカン属、中国を原産国としていますがミカンより低木で1-2mと小ぶりなこと、葉も小さく耐寒性があり育てやすいので日本の庭木にも人気がでたようです。
常緑樹なので一年中緑の葉を茂らせ、冬には小さなオレンジの実をたくさんつけるので、食用でも観賞用としても楽しめるところも家庭木に普及したポイントなのではないでしょうか。
また、あまり見かけないのですが、アロマセラピーの精油にも和製油として金柑のエッセンシャルオイルがあるようです。スイートオレンジよりも甘い香りがするそうで、金柑の効能として、血流をよくし、ストレスの緩和や気持ちを落ち着かせる効果もあるとされているので、柑橘系のアロマとしてブレンドしてみるのもよさそうです。
暑い時期ならペパーミントなど涼しげな香りと相性もよさそうですし、冷房による足のむくみも気になる時期ですので、マッサージオイルに数滴加えて寝る前のマッサージをするもいいかもしれません。
やさしい甘い香りを放ちながら、このまま暑い夏を越して、冬にたくさんの実をつけてくれるのを楽しみにしたいと思います。
Comentários