可愛らしい丸い葉、柔らかい毛とツヤ、少し肉厚感のある葉が愛らしいハーブ「アロマティカス」または「キューバンオレガノ」とも呼ばれる植物です。
葉の厚みから多肉系の観葉植物として扱われることもあるようで、ガーデンショップの多肉コーナーに見かけることも。
分類としては、シソ科プレクトランサス属、インドや南アフリカ原産です。同じシソ科であるオレガノと見た目も似ていますが、オレガノはハナハッカ属、原産は地中海沿岸です。
そのアロマティカスが最近注目を集めたのは、あの出会いたくない嫌な虫の代表格…ゴキブリの忌避効果が話題になったから。
大元は雑誌やネットでの情報らしいのですが…検索すれば「虫よけハーブ」「ゴキブリ忌避植物」と紹介されている文章や情報はたくさん見つかります。
ショップの紹介カードにも、大々的に「虫よけ」アピールされ販売されていました。
ミントなども虫よけに使われますが、アロマティカスにもミントやハッカ系のスッとした清涼感ある香りがあります。
グリーンが美しく比較的乾燥にも強く育てやすいので、小ぶりな鉢植えやハンギングにしてキッチンに置くなど扱いやすい点でも人気があり、オレガノ同様香辛料にも、抗菌効果のある薬草としても利用されています。
他にはスペアミント、ニホンハッカ、クローブなども虫よけ効果が高いとか。
殺虫剤のように強い効果は期待できませんが、爽やかな香りとグリーンの癒しを楽しみながらプラス効果の一石二鳥、試してみませんか?