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霧の中の恋・・・ニゲラ

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 2020年6月18日
  • 読了時間: 2分

ニゲラはよわよわしく強風が吹いたら、茎が折れてしまいそうなくらい繊細な姿をしています。

霧の中の恋・・・ニゲラ

花も独特なのですが、そこまで主張しない花ですね。そよ風に吹かれて揺らぐ姿はとても爽やかにみえます。


そんなニゲラですが実は花びらは退化してほとんど分かりません。花に見える部分は萼といって葉が変化したものです。

ニゲラの種をまくときに気をつけてほしい事が1つあるのですが、光を嫌うので芽が出るまでは土をしっかりとかぶせて日光を遮ってください。

カレーのスパイスとして扱われてきたニゲラもあり「ニゲラ・サティバ」といい呼び名はブラッククミンといいます。一度は聞いた事があるのではないでしょうか。でもこのブラッククミンは日本での栽培はほとんどありません。

ブラッククミンの種子は皆さんご存じだと思いますが、ブラックシードになります。


しかもブラックシードは病気を治す薬として、生物医学文献に立証されています。鎮痛作用から抗菌作用まで、たくさんのメリットをもっています。

そう考えるととても優秀な種ですよね。

Love in a mist (霧の中の恋)これはニゲラの英語名になります。何ともいえないですよね・・・

幻想的でとても美しいです。こんなにきれいな英語名のお花は、なかなか見つかりません。

もし好きな人と夢でも会いたいのなら、ニゲラを枕元に置いて寝る。という言い伝えがヨーロッパにはあります。


今夜好きな人に会いたければ、ぜひ枕元にニゲラを・・・良い夢を見てください。


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