ランと聞くと「育てるのが難しそう」といった印象をお持ちではないでしょうか。シンビジュームは洋ランですが、ランの中でも丈夫でスクスク育ち花を咲かせてくれます。日本の様々な条件(気候など)にも適応してくれます。
シンビジュームの株元は丸く膨らんだ変形しているところがあり、そこに水分や栄養をためています。その部分は「バルブ」というのですが秋から太っていきますので、そのバルブが完成するまでは水切れには注意しましょう。あと乾燥したら花が咲かない原因にもなるので気をつけて下さいね。
ここでシンビジュームについて豆知識!
切り花にした場合、養分が不足するので花色も冴えず品質も落ちてしまいます。それを防ぐために水1リットルに砂糖を30gほど加えたら花もちが良くなります。まるで人間みたいですね。糖分がエネルギーに変わるのは。でも隕石からも糖分子が検出されていますから、形ある物には糖があり、切り花になった花にも有効性があるのでしょうか。まあこれは筆者の私見ですが···
花言葉は「高貴な美人」「壮麗」「華やかな恋」などです。やはりランという格式高く感じる花で、尚且つ上品な姿をしているのでこのような花言葉が生まれたのでしょう。
またウエディングブーケにも人気がありますし、純白のウエディングドレスにもピッタリで、花言葉のとおりに「高貴な美人」になるかもしれませんね。
シンビジュームでも「トラシアナム」という洋ランをイギリスの商人が初めて日本に持ち込みました。持ち込まれて約150年にもなり、昔は高嶺の花でなかなか手が出せなかったでしょうが、今ではそんな事もなくなりました。
これからの時期お正月などに手土産としてシンビジューム、いかがでしょうか。