カメレオンみたいな庭木~アジサイ~
梅雨を彩るアジサイは、日本原産の花木です。
別名を「七変化」とも言い、土壌によって花色が変化するミステリアスな花です。
■花言葉が「移り気」と言われるように、土壌が酸性なら青い花をつけ、中性から弱アルカリ性だとピンクの花をつけます。
しかし、土壌に関係なく両方の色をきれいに発色する品種もあります。
また、最近人気のある白花も、酸性、アルカリ性の土壌に関係なく白い花をつけます。
■自分でアジサイを剪定するときの簡単な方法は、今年花の咲いた枝は切り、咲かなかった枝を残すようにします。
アジサイにはガクアジサイなどの日本アジサイから、アナベルなどの西洋アジサイまで、多数の種類がありますが、どのアジサイも梅雨の時期は挿し木に適しています。
アジサイの葉が一対に出ている1㎝上をカットし、次に葉が一対で出ている上でカットします。葉も3分の1ほどにカットし、鹿沼土などの水はけのよい土に挿して増やします。