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秋の七草「尾花」

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 2017年10月14日
  • 読了時間: 1分

虫の音も ほのかになりぬ 花すすき 

穂にいずる宿の 秋の夕暮れ


金塊和歌集の中に収められている 源実朝が詠んだ一首です。

昔から、秋の草原を詠う歌には良く用いられた「ススキ」

秋の七草では「尾花」と言われます。

秋の月見のお供えにも欠かせないススキは

十五夜の夜に収穫物と一緒に供えられますが

これはススキの鋭い葉で、収穫物を悪霊から守り

来年の豊作を祈願する意味があるそうです。

ススキの「スス」は、葉がまっすぐすくすく立つ事を表し

「キ」は芽が萌え出る意味の「萌(キ)」を表すとも言われています。

そんなススキの花言葉は

「心が通じる」「活力」「生命力」「なびく心」「憂い」

「悔いのない青春」

暮れゆく秋に 草原を金色に染める ススキ

光と風が彩る 秋の景色に想いを寄せてみませんか?


 
 
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