毎年シクラメンは10月ころから4月頃まで咲き続け、寒い季節に彩を添えてくれます。
花芽が上がってくるうちは化成肥料と液肥を与えます。暖かくなって葉が黄色くなってきたら、花を花茎ごと全て抜いて庭のみかんの木の下へ引っ越します。シクラメンは過湿に弱いので風通しの良い半日陰が夏越しには適しています。
夏の暑い間はここで水を切らさないようにして養生します。そして、涼しくなって再び葉が茂り始め、花芽が出てきたら、再び屋内の日当たりの良い場所へ引っ越します。
この管理方法だけで5回の夏を乗り越えてきました。
夏越しの方法として他に休眠させるやり方もあります。その場合は水やりをせずに乾燥状態で保ちます。
花が多く賑やかな年もあれば、少なくて心配な年もありました。それでも枯れることなく巡る季節を実感させてくれます。
夏越しは難しいという人もいますが、やってみれば意外と簡単かもしれません。ぜひ挑戦してみてください。