黄葉したイチョウ並木は秋を感じさせてくれる風物詩ですね。
神社やお寺では一体樹齢何年になるのだろう?というような大木も見かけます。
他にない個性的な葉の形、くさい(失礼!)においを発する銀杏など、
かなりの強烈キャラですよね!
イチョウは恐竜がいた時代よりも前から存在していて、
約2億年前には地球上で最も広く分布していた樹木なのだそうです。
その後多くの生き物が滅んでしまった氷河期も乗り越えました。
江戸時代、長崎にきたシーボルトがヨーロッパではすでに絶滅していた
イチョウをみて驚いたという話が残っています。
抜群の生命力で、「生きた化石」といわれるのも納得ですね。
大学の構内にもよく植えてあって、そのせいか哲学的な雰囲気も感じられます。
そういえば茶碗蒸しに入ってる銀杏もちょっとほろ苦くて、
哲学的な味がしないでもありません。
真っ赤に染まりました!