病害虫に使用される石灰硫黄合剤やマシン油などは、効果が高い反面暖かい時期に使用すると薬害が出やすくなってしまいます。
これらの薬剤を使用しようと考えている場合、出来れば2月中、寒冷地でも3月には散布を終わらせると良いでしょう。
また石灰硫黄合剤とマシン油は同時使用はできません。
少なくとも1ヶ月は間を空け使用しましょう。
マシン油を使用してガイガラムシ対策をした場合、マシン油の油膜で他の薬剤が浸透しにくくなります。
1ヶ月程間を空ける事で、他の薬剤も使用しやすくなるので、余裕をもって薬剤を使用して、春の病害虫を防ぐ殺菌剤も散布しておくと安心です。
草木が眠っている2月だからこそのお手入れです。