立春が過ぎても厳しい寒さの話題で持ちきりの2018年です。
空気が冷たく寒さが厳しい2月ですが、木の内側では春の芽だしや花を付ける為の準備活動が始まっています。
この時期行うのが寒肥。
木の根元より樹冠の真下辺りに穴を掘ってここに有機質肥料を混ぜていきます。
樹冠は枝の部分葉が繁っているところです。
根の先端は樹冠の真下部分くらいまで伸びているので、この伸びた根っこの位置に肥料を与えるのが効果的です。
有機質肥料は寒い時期でも吸収が良く、根も傷めず土壌を改良してくれるので寒肥にぴったり。
また堆肥を使用する場合は必ず完熟堆肥を選びましょう。
完熟でないものは土の中で発酵して熱を発生させるため、根っこが傷みやすくなってしまいます。
穴を掘っているときに根っこを切ってしまってもそこから新しい根っこが力強く生えてきます。
植物の1年の成長に欠かせない寒肥をして元気な庭を作りましょう。