ユキヤナギ(雪柳)は春に花を咲かせる低木です。枝垂れる姿が柳のようで、真っ白な花が雪のようであることから名付けられたようです。あの枝垂れ具合が生け花の花材としても面白そうですね。
公園や歩道の植え込みでよく見られます。桜と同じ時期に開花するので、上には桜、下にはユキヤナギが満開と贅沢なお散歩コースが春のお気に入りです。開花するとほのかな香りですが、たしかに春を感じさせてくれます。
白い花がとても印象的なユキヤナギですが、ピンクユキヤナギなどと呼ばれるピンク色の花を咲かせるユキヤナギもあります。
小さな花をつけるしだれ桜のようにも見えます。
ユキヤナギも桜も同じバラ科ですので。
生育旺盛なので、枝が増えると風通しが悪くなってしまいます。
毎年、花が終わったら暑くなる前に剪定します。
枝を間引くようにするとともに、樹形を整えていきます。
挿し木や株分けで増やすこともできますよ。