シロツメクサは空き地や公園でよくみられるマメ科の植物です。子どもの頃に白い花を髪にさして飾ったり、花かんむりや腕輪を編んだりして遊んだという方も多いのでは。
シロツメクサの仲間で、モモイロツメクサやアカツメクサといった花も咲いていますから、探してみてはいかがでしょうか。
また、葉は基本的には3枚ですが、4枚のものもあり、四つ葉のクローバーと呼ばれています。四つ葉のクローバーを見つけると幸せになれるといわれていますよね。私も見つけた時には押し花ならぬ押し葉にして大切に持っていました。
シロツメクサは漢字で書くと白詰草です。江戸時代に、オランダからの割れ物の緩衝材として詰められていたことからこう呼ばれるようになったようです。花がふわふわですから詰め物としても優秀そうです。
ちなみにシロツメクサはハチミツの蜜源としても重要です。日本でも主に北海道で生産されています。くせがなく甘みが強めのハチミツがとれるそうです。ハチミツはビタミンやミネラルが豊富で、美容健康に良い食品とされていますから意識して取り入れていきたいですね。