アジサイの花は土壌の水素イオン濃度指数PHが深く関わっています。
最近はアジサイの色を変える専用の肥料なども売られていますが、日本の場合は
酸性寄りの土壌が多いので注意を払わなければ青色の花が咲きやすくなります。
赤味が強いアジサイに育てたい場合、冬(12~2月)に与える肥料をアジサイが開花する6月までPH7以上に保つようにして育てていきます。
卵の空を細かく砕いて与えるのもPHをアルカリに保つのに有効です。
ただし、最近よく見かける白いアジサイには元々花が色づく為に必要なアントシアニンがないので土壌のPHは関係ありません。
(ただし種類によって咲き進むとわずかに色づくものがあり、その場合は土壌のPHが関係してきます。また固定化された色のアジサイの場合はアントシアニンを含んでいても色が変わらないものもあります。)
学生時代の化学実験を思い出しながら、アジサイを自分の好きな色に変えていく…
少しワクワクしませんか?