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執筆者の写真三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

革のなめしにも!ヒマラヤユキノシタ


ピンクの綺麗な花を咲かせているのは、ヒマラヤユキノシタです。その名の通り、ヒマラヤ原産の植物です。3~5月にお花を咲かせます。お花見に出かけて、少し目線を下に落とすとよく見られる植物なので、名前は知らないけど見たことがある!という方が多いかと思います。


ヒマラヤユキノシタ

ヒマラヤという名前がついているので、寒い地方でしか育たない?と思われそうですが、日本でも十分育てられます!冬の寒さに強いのはもちろんですが、日本の夏の暑さも適度に耐えられます。

夏は半日陰がおすすめです。冬でも雪の下から緑の葉をのぞかせることから、ユキノシタという名前がついています。それだけ寒さに強く、育てやすいということですね。

ヒマラヤユキノシタは、タンニンを含みます。海外ではこの植物タンニンを皮のなめしに使用するそうです。植物タンニンなめしだと、化学薬品によるなめしとは違い、革を使い込むことで柔らかくなり、色艶が出るなど変化が楽しめるそうです。

見るだけでも十分楽しめるヒマラヤユキノシタですが、革製品にも使われているのは意外ですよね。

とてもかわいらしい植物ですので、是非お迎えして春のピンクを楽しんでみませんか。

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