7月14日はひまわりの日。夏の代表花ヒマワリのシーズンでもありますが、この記念日の由来は植物ではなく気象衛星の「ひまわり」。
1977(昭和52)年7月14日、日本初の静止気象衛星となる「ひまわり1号」がアメリカケネディ宇宙センターから期待を乗せて打ち上げられました。活躍後1989(昭和64)年6月30日に運用を終了しています。
その1号の正式名称は「GMS」。ひまわりは愛称として親しまれてきた名前でしたが、8号からは正式名称を「Himawari」に改名。以来お天気ニュースなどでも頻繁に登場し日本中に浸透していきました。
気象衛星がなぜ花の名前なのか?については気象庁のページに回答があります。
「1975年、宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構:JAXA)によって、宇宙開発事業団初の人工衛星が打ち上げられました。 このとき、「宇宙に花開け」という願いを込めて、愛称として、花の名前である「きく」と名付けられました。
1977年、静止気象衛星「ひまわり(初号機)」が打ち上げられました。 このときも、衛星に付ける名前は花の名前がいいということになり、赤道上空36,000kmの高さからいつも(24時間)地球を見つめていることと、天気に関係する衛星であること、この2点から太陽をイメージさせる花の名前がよい。太陽をイメージさせる花として「ひまわり」がもっともふさわしい という理由から「ひまわり」と名付けられました。」
引用:気象庁質問コーナー はれるんランド
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