暑くなってきて、朝顔がきれいな時期になりました。小学生時代、学校で育てたことがある方も多いのではないでしょうか。私は小学校1年生くらいのときにクラスで育てました。
今でこそ、園芸種として有名で学校でも育てる朝顔ですが、奈良時代、平安時代には薬用植物の1つだったそうです。朝顔の種子を粉末にして、下痢や利尿剤として利用されていました。しかし、朝顔には毒性も強く、嘔吐や下痢をすることもありますので、みなさんは口にしないでくださいね。朝顔は種類が非常に多いですが、開花は7月~11月くらいのものがほとんど。お花が長く楽しめるのも朝顔の魅力。夏のイメージがあるため、浴衣のデザインにも採用されることがあります。つるをのばして成長するので、あんどん支柱を利用しましょう。あんどん支柱は、まさに小学生の夏休みを思い出させますよね。朝顔は夏の暑さにも強く育てやすいですので、子ども時代に戻って育ててみませんか。