ニチニチソウは初夏から秋まで、暑い期間にも元気に咲きし彩りを楽しませてくれる強く愛らしい植物。実際にはひとつひとつの花の命は3~5日ですが、咲き終わった花は自然に落ち、毎日次々と新しい花を咲かせるので日々草(ニチニチソウ)という名前がついています。
ニチニチソウ:キョウチクトウ科ニチニチソウ属、原産地はマダガスカル・インド。開花時期は5月頃から10月頃までとかなり長く、特に7月~9月の夏場、花の少ない季節には花壇の彩りとして重宝されます。ガーデナーに人気の定番植物でもあり、基本的には丈夫で土も選ばず病気などの心配も少ないので、園芸初心者にもおすすめされています。
品種改良も盛んで、その数は数百種ともいわれる多品種植物の代表格でもあります。例えば白い星形に開いたスリムな5枚花びらに中央が濃いピンクのフェアリースターはクリアホワイト、コーラルピンク、ミルキーピンク、パープル、シュガーラベンダーと8種類ほどのカラフルな色展開。
フワリと幅広の花びら品種にも、夏みかん、ジャガール、モネなど色もスタイルも様々です。画像のかわいらしいピンク色のニチニチソウは「桃のときめき」。ピーチカラーにホワイトのトゥインクルが入る何ともラブリーなカラーですよね。
花言葉も「友情」や「楽しい想い出」などポジティブで賑やかなニュアンスの言葉が多くつけられています。次々と咲く生命力豊かな花姿は、たくさんの花が賑やかにおしゃべりしているかのような雰囲気。可愛らしくも強さを秘めた愛され植物ニチニチソウ。
友人へのプレゼントやちょっとした贈り物にもおすすめですよ。