三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
- 2023年11月9日
また、夏時期には害虫の被害もございます。
近年増え続けている外来種のタイワンタケクマバチも活発に活動を始めている時期です。
竹林整備で伐採した枯竹の中にタイワンタケクマバチの巣をいくつも発見しており、一節に最高で12匹のタイワンタケクマバチが冬眠していました。
プラケースに入れ経過観察を行いましたところ、巣から出してすぐの動きは遅かったのですが、10分ほどで冬眠から覚め飛び回るようになりました。
毒性は弱いとされていますが、大量に刺されてしまうとアナフィラキシーショックを起こす可能性もございます。
アナフィラキシーショックとは、体内に入った毒へのアレルギー反応により全身のじんましんなどの皮膚症状や嘔吐、呼吸困難、ひどい場合は、意識障害や命に危険が及ぶ症状が引き起こされるとされ、一度刺された時には発症しなかったとしても、何度も刺されてしまうと発症してしまうという報告もされています。
毎年お庭を手入れさせていただくなかで、必ずアシナガバチやスズメバチの巣もあります。
安全対策として、刺されてしまった時に毒を吸い出すための道具ポイズンリムーバーと、殺虫スプレーを常に持ち歩いてはいますが、プロの業者がどれだけ気をつけていても刺されてしまうことはあります。
以上のポイントを参考にしていただき、竹林整備についてご相談いただけたらと思います。
お客様と一緒に、綺麗な竹林・山林を育てていけるような管理計画を立て、整備させていただけたらと思います。
竹林整備を行い伐採された竹につきましても、粉砕機でパウダー状にして、バイオマス資源に使われている事例もあり、竹の活用が進んでおります。 竹をうまく活用できる竹育などもブログ等で紹介できたらと思います。
今後、私たちでも竹の活用方法をご提案・お手伝いできるようにしていきたいと考えております。
荒れてしまった竹やぶの竹林整備につきましてお困りごとがあればお気軽にご相談ください。