top of page

剪定ブログ-お庭の剪定伐採作業実績&植物アレコレ

三重県でご依頼頂いた庭木の剪定や伐採などの、作業の一部や植物の事などをご紹介させていただいております。 三重県のお庭のことならお気軽に剪定屋空までお問い合わせください。
お手入れ最新施工例&日々のコト


2月24日


2月21日


1月30日


1月24日


1月15日
植物アレコレ&施工事例一覧
検索


フクロウの巣箱設置-庭を整えることと、住処を用意すること
今日は午前中、年間管理でお世話になっている施主様のお庭へ。 主な作業は落ち葉の清掃。 植栽の株元、そしてウッドデッキの下にもぐり込み、風が運び込んだ葉を取り除きました。 落ち葉は土に還る大切な循環の一部ですが、デッキ下など通気が悪い場所では過湿や腐朽の原因にもなります。 必要な場所には残し、溜まりすぎた場所は整えることが大事です。 午後からは、木鳥商店の木工所にてフクロウの巣箱を設置しました。 妻が制作したフクロウの巣箱を、裏山の杉へ設置。 杉板を使った箱型巣箱で今回は内部トレイルカメラも設置。 内部には苔を敷き、フクロウが安心して身を置ける暗さと奥行きを確保しています。 設置条件は以下の通りです。 設置高:約5.9m 設置樹種:スギ 入口方向:北向き 本当は南東に向けたかったが届かず。 周辺環境:山林内住宅横 近隣水場:あり 周辺植生:コナラ、アラカシ、ヤマザクラなど フクロウは静かな環境を好みます。入口は直射日光と強風を避け、内部は外敵が侵入しにくい構造に。 ロープで幹を傷めないよう配慮しながら、慎重に取り付けました。 設置後、少し離れて見上

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2月14日


伐採木の活用・蔓・手仕事から生まれる、野生動物のための住処
庭木や里山の管理の現場では、安全や景観のために伐採や剪定が欠かせません。 その一方で、都市化や管理伐採の進行によって、フクロウやシジュウカラなどが暮らす 天然の樹洞 は年々失われています。 今回制作した人工巣洞は、そうした現代の環境条件のなかで、伐る仕事を、育む仕事へとつなぎ直すための試みです。 なぜ人工巣洞なのか 従来の四角い巣箱は、設置しやすく普及している一方で、 温度や湿度が急激に変化しやすい 外敵に対して脆弱になりやすい といった、生態的な限界も抱えています。 人工巣洞は、自然界の樹洞が持つ 形状・厚み・不均一さ を意識し、野生動物が違和感なく受け入れられる環境を目指しています。 素材の思想 ― 均一にしない 主材には、伐採で発生した モチノキ を使用しました。本来であれば役目を終え、処分されるはずだった木材です。 蔓、藤、ワラ、麻縄といった素材は、一晩水に浸すことで柔軟性を取り戻し、素材本来の性質を活かした手仕事が可能になります。 太さや節、表皮の個性はあえて揃えません。この 不均一さ が、苔や微生物の定着を促し、小さな生態系の足がかり

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2月1日


樹洞とは何か―樹木の防御機構と生態系サービス
樹洞(じゅどう)とは、樹木の幹や枝にできた自然の空洞(くうどう)のことです。 日本語には、この自然現象を表す豊かな表現があります。 参考書籍 神奈川県立生命の星・地球博物館(編) (発行年不明)『特別展図録 樹洞』 木の穴 洞(うろ) 洞(ほら) 巣穴(すあな) これらは全て同じ現象を指していますが、呼び方の多様性は、古来より日本人が樹洞に特別な関心を寄せてきたことの証です。民俗学的には、樹洞は神聖な空間、森の生命の宿る場所として畏敬の対象でもありました。 樹洞には、それぞれ固有の形、大きさ、形成過程があります。樹洞が形成される樹種も、その経路も実に様々です。 樹木の幹の断面構造と樹洞形成メカニズム 樹木の生き方―「生きているのは外側だけ」という驚きの真実 樹洞形成のメカニズムを理解するには、まず樹木がどのように生きているかを知る必要があります。多くの人が誤解しているのですが、樹木の幹の断面を見たとき、中心まで全部が生きた細胞というわけではありません。 樹木の生存戦略:外側で生き、内側で支える 実は、樹木は樹皮に近い部分だけが生きていて、内

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2025年12月5日


樹洞丸太の水中乾燥法―伝統技術が支える人工巣洞の品質管理
樹洞のある丸太を人工巣洞の素材として活用する際、最大の技術的課題となるのが乾燥過程における割れの発生です。 丸太のまま自然乾燥を進めると、辺材(外側)から乾燥が始まり、心材(中心部)まで乾燥する過程で、ほとんどの丸太にひび割れが発生してしまいます。 なぜ丸太は割れるのか―木材科学の視点から 木材の乾燥割れは、含水率の不均一な減少によって引き起こされます。木材科学では、この現象を以下のように説明しています。 乾燥応力の発生メカニズム 辺材(外側)が先に乾燥して収縮を始める 心材(中心)はまだ水分を保持しており収縮しない 外側と内側の収縮率の差が応力(張力)を生む 応力が木材の引張強度を超えると割れが発生 特に樹洞を持つ丸太の場合、内部に空洞があることで応力の集中点が生まれやすく、通常の丸太よりも割れが発生しやすい構造的脆弱性を持っています。 水中乾燥準備中の樹洞丸太 この割れは、人工巣洞として使用する際に以下の問題を引き起こします。 野鳥の営巣空間の気密性低下(温湿度の不安定化) 雨水の浸入による内部腐朽の促進 捕食者の侵入経路となるリスク 製品と

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2025年12月1日


樹洞形成のメカニズムと美学―自然が刻む唯一無二の造形
樹洞のある丸太を集めています。 自然に出来た樹洞(じゅどう)の形はとても面白く、同じ表情の樹洞はひとつもないのです。 樹木学の観点では、こうした大きな樹洞は「心材腐朽(Heart rot)」の結果として形成されることが一般的です。幹の中心部にある古い組織(心材)が、特異的な菌類によって分解される一方で、外側の新しい組織(辺材)は生命活動を続け、木を支え続けます。 「どんな過程を経て、このような樹洞になったのだろう」と、思いを巡らすこともまたロマンを感じます。 こちらのカシは枝が折れたか剪定された切り口にカルスが巻き樹洞になりかけていました。 樹木には、傷ついた際に菌の侵入を防ごうとする 防御帯形成(CODIT: Compartmentalization of Decay in Trees)」という機能が備わっています。 写真に見られる巻き込みは、植物学的には「癒合組織(Wound wood)」とも呼ばれ、傷口を塞ごうとする物理的なバリアです。この丸みを帯びた形状は、樹木が自身の身体を守ろうと闘った、生命の力動的な痕跡そのものなのです。...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2025年11月28日


人工巣洞でシジュウカラの子育て観察記録【2025年7月12日〜トレイルカメラ映像】
2025年7月13日Green & Smile さんぽ道に設置した人工巣洞の横に設置されたトレイルカメラ記録にて、育児中のシジュウカラの姿を確認することができました。 この日は、数日前に確認された抱卵期を経て、ヒナの育児が本格化している様子が映像で収められていました。...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2025年7月15日


人工巣洞にシジュウカラが初入居・卵も確認!鈴鹿さんぽ道 人工巣洞プロジェクトの成果
2025年7月8日Green & Smile さんぽ道に設置した人工巣洞に、初めての入居者・シジュウカラが現れました。営巣が確認され、卵も9個産まれておりました! シジュウカラの営巣を確認 観察日:令和7年7月8日(火)13時28分 観察者:飯島...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2025年7月8日


野鳥が安心して営巣できるお庭・鈴鹿さんぽ道に人工巣洞を設置させていただきました。
三重県鈴鹿市にある植木・ガーデニングの展示販売スペース「Green & Smile さんぽ道」で、剪定屋空(木鳥商店)は、さんぽ道が展開する「造園会社パートナーシッププログラム」に参加し、敷地内の一角をお借りして人工巣洞を設置させていただきました。...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2025年4月26日


三重県菰野町でのフクロウ巣箱設置事例:フクロウの新たな営巣環境を
近年、森林の減少や環境変化により、野鳥やフクロウたちの営巣場所が減少しています。特に樹洞を利用して子育てをするフクロウにとって、適切な大木の減少は生存に関わる深刻な問題です。 そこで今回は、三重県菰野町でお庭手入れさせていただいているお庭で、フクロウたちの新たな住まいづくり...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2025年3月20日


三重県のフクロウ生態と自然と調和する巣箱づくり
近年、都市化や環境変化により、野生動物の生息環境が悪化しています。フクロウもその例外ではなく、生息数が減少している地域があります。フクロウは夜行性の猛禽類で、鋭い聴覚と視覚、静かな飛行能力を駆使して狩りを行います。世界には約200種が存在し、日本には11種が生息しています。...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2025年3月9日


都市部で減少する鳥たちの巣を守る!改修後の巣箱設置がもたらす効果とは?
都市部では、建物の改修が進むことで鳥たちの営巣環境が大きく変化しています。特に、スズメやムクドリ、ツバメといった鳥たちは、これまで屋根裏や建物の隙間に巣を作っていましたが、断熱工事やリフォームによって巣の場所が失われ、生息数が急減しているのが現状です。...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2025年2月26日


三重県尾鷲市みんなの森プロジェクトへ剪定枝を提供させていただきました。
三重県尾鷲市で進められている「みんなの森」プロジェクトに、剪定作業で発生した枝を提供させていただきました。このプロジェクトは、尾鷲の豊かな森林と海のつながりを取り戻し、地域の自然環境を守ることを目的に進められています。 みんなの森プロジェクトは、尾鷲市が目指す「ゼロカーボン...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2025年2月16日


ハンス・フライヘア・フォン・ベルレプシュ男爵と鳥の巣箱
鳥類保護の歴史において、ハンス・フライヘア・フォン・ベルレプシュ男爵(Sittich Karl Rudolf Hans von Berlepsch, 1857-1933)の名は、革新的な巣箱の設計と鳥類保護への献身的な活動によって、ひときわ輝きを放っています。彼は、近代的な...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2025年1月15日


人工巣洞5号室・幸福の木に住んでみませんか?巣材付き!
三重県川越町になるとみすはらメンタルクリニック様の緑地定期管理にお伺いさせていただき、お手入れ後に人工巣洞5号室を以前植樹させていただいたロドレイアに取り付けさせていただきました。 ロドレイアは、早春に鮮やかなピンク色の花を咲かせる美しい常緑樹です。その花言葉は「幸福の再来...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2024年12月18日


人工巣洞3号室を設置-素敵な新居をお探しのシジュウカラの皆様へ-
三重県津市にある津の町矯正歯科様の緑地定期管理にお伺いさせていただき樹木のお手入れ後に人工巣洞3号室を設置させていただきました。 巣洞産情報: 人工 巣洞基本情報: 巣洞ID:巣洞3号 制作日:2024/11/15 設置日:2024/12/8...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2024年12月15日


シジュウカラが担う自然な害虫防除・人工巣洞2号設置生物学的防除の記録
三重県菰野町の定期管理させていただいているお庭に人工巣洞2号を設置しました。この設置の最大の目的は、生物学的防除の促進です。 シジュウカラなどの野鳥を誘致することで自然な害虫制御を実現し、化学農薬の使用を最小限に抑えることを目指しています。設置場所には、庭木として植えられた...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2024年11月18日


スズメの減少なぜ?日本におけるスズメ減少の背景と対策
日本の風景を象徴してきたスズメ(Passer montanus)が、近年急速に数を減らしています。この現象は 多くの研究や観察で指摘されています。 日常の風景から姿を消しつつあるスズメに対する懸念が高まっています。ここでは、スズメ減少の原因、影響、そして私たちができる対策に...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2024年11月13日


人工巣洞で実現する生物多様性を豊かにする庭園管理の実践
人工巣洞プロジェクト 私たち剪定屋空は、お庭をより自然豊かで健やかな空間にするために、人工巣洞の設置を提案いたします。 人工巣洞とは、樹木へ自然に出来た樹木の洞(うろ)を模したもので、主に樹洞(じゅどう)で繁殖する種類の鳥たちへの営巣場所として提供するものです。製材された木...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2024年10月25日


鳥も食べない?なんじゃもんじゃの樹 果実ヒトツバタゴの実
「なんじゃもんじゃ」という変わった名前の樹、正式名称「ヒトツバタゴ」にブルーベリーのような色のぷっくりとした実がなっていました。 春の雪のような開花は美しく、珍しい樹木ということもあり遠くから撮影や鑑賞に訪れる方も多いのですが、ヒトツバタゴに実がなるというのはあまり知られて...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2023年12月29日


竹林管理と竹の活用
竹は日本の多くの生態系の重要な構成要素であり、日本の生態系の中で重要な役割を担っています。 竹林は、サルや鳥、昆虫など、さまざまな野生生物の生息地となっていて、竹の葉の厚い樹冠は、土壌侵食を軽減し、その下に生育する他の植物に日陰を提供するのに役立ちます。また、竹は水循環を整...

三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
2023年11月9日
bottom of page


































