11月3日はミカンの日。文化の日の祝日でもありますが、「いい(11)みっか(3日)ん」の語呂合わせから、11月3日と12月3日が全国果実生産出荷安定協議会と、農林水産省によってみかんの日に制定されています。かつて漢字の「蜜柑」は「みっかん」と呼ばれていたそうですよ。
「みかん」の呼称は「皮をむきやすい小型柑橘類」の総称ですが、収穫量も多く身近な果物「温州みかん(うんしゅうみかん)」のことを指すことが多いですね。寒くなるにつれ店頭にみかんが並ぶことが増えてきますが、どうせ買うならやはり甘くておいしいみかんを選びたいもの。そこで各地JAさんなどが情報提供しているサイトをいくつか調べて「おいしいみかんの見分け方」のポイントをまとめてみました。
・果皮・果肉が紅く色が濃い
・ヘタ(軸)が細い
・ガク(ヘタ)が黄色い
・果皮がうすく軽くデコボコしている
…などなど。他にもあるようですが、買い物時にパッとチェックできそうな4点を視ると「甘くおいしいみかん」を探し出せそうです。科学的にも果皮が濃い色なのはカロチノイドが生成され十分に成熟し完熟しているということ、軸が太いのは枝の成長が強く果実に栄養が少ない可能性あり、ガクは成熟につれ黄色くなっていくとなっており、また皮がデコボコしていると糖度が高いのだそうです。
柑橘果実の中でもボコンと頭の飛び出した熊本名産「デコポン」は他のみかん類と比べて糖度がダントツで高いというので、やはりボコボコの果皮は甘さの指標になるのかも。
温州ミカンの苗木も園芸店に並んでいますので、収穫目指して庭木として育ててみるのもいいですね。