人工巣洞にシジュウカラが初入居・卵も確認!鈴鹿さんぽ道 人工巣洞プロジェクトの成果
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
- 7月8日
- 読了時間: 2分
2025年7月8日Green & Smile さんぽ道に設置した人工巣洞に、初めての入居者・シジュウカラが現れました。営巣が確認され、卵も9個産まれておりました!

シジュウカラの営巣を確認
観察日:令和7年7月8日(火)13時28分
観察者:飯島 良江天気:晴れ 気温:30℃ 湿度:61%使用鳥種
シジュウカラ状態:抱卵中(卵9個)・母鳥確認
人工巣洞「006号室 どんぐり帽子の巣」にて、スコープ撮影により卵を確認しました。シジュウカラが巣を留守にしている間に、そっと記録し、枝にトレイルカメラも設置して今後の経過観察を継続予定です。

7月2日に、知り合いの庭師さんからシジュウカラが人工巣洞に入っていたとの連絡を受け、なんとその日は妻の誕生日でもあり、特別な記念日となりました。
巣洞の利用とその兆候

巣洞の屋根に設けた植栽スペースにあった苔がなくなっており、シジュウカラが苔を巣材として利用した可能性が高いと考えられます。また動物の毛なども巣材に使用したりするそうなので営巣が終わった後に確認したいと思います。
この観察は、剪定屋空および木鳥商店が取り組む人工巣洞プロジェクトにとって大きな成果であり、自然と共生する庭園環境を考える上でも大きな一歩です。
人工巣洞プロジェクトの背景
Green & Smile さんぽ道のパートナーシッププログラムの一環として、剪定屋空は人工巣洞を設置。目的は以下のとおりです。
野鳥誘致による生物学的防除の実践
庭園における生物多様性の可視化
自然環境と調和したランドスケープの提案
巣洞の設計どんぐり帽子の巣」として、自然素材とアップサイクル材を使用し、柿渋による防虫・防腐加工も施されています。
今後の展望
人工巣洞を拠点とした観察活動を継続し、巣作り・抱卵・孵化・子育て・巣立などを見守っていきます。自然と人をつなぐ場所としてのさんぽ道の価値を高める一助となることを願っています。
🪺人工巣洞プロジェクトの詳細はこちら
人工巣洞の製作・販売:木鳥商店オンラインショップ
剪定屋空は、これからも人と自然をつなぐ環境づくりに取り組んでまいります。