黄色のセンターに一重咲きの白い花びら、というイメージが強いマーガレットですが、最近は色もスタイルも多種多様な花が増えています。
画像の花はピンク色と白の混ざったかわいい色。他にもストロベリーホイップやシンプリーコーラル、デイジーイエローという品種は開花してから徐々に花色が変わっていく!ということで人気。また八重咲や中心部分が筒状花のアネモネ咲きといった、華やかさの加わった品種など様々なものが登場し、11月~5月まで長い期間切花や花苗が出まわっています。
マーガレット:キク科モクシュンギク属(アルギランセマム属)、原産地はカナリア諸島、明治時代にヨーロッパから日本に伝わってきたのが原種の「在来白」という白い花。
マーガレットという名前もギリシャ語で「真珠」の意味をもつ「マルガリーテス」に由来しているので純白色の印象が強い花だったということでしょう。
花言葉も「真実の愛」「信頼」という誠実さや心のつながりを表すような意味をもち、また最近では咲き終わっても花が落ちない=落ちない花=合格!という縁起物の花として贈られることもあるようです。
また「好き、嫌い、好き…」と花びらを一枚一枚摘んでいく「花占い」に使われる花の代表もマーガレット。
花占いについて調べていると「マーガレットの花びらは必ず21枚」「必ず奇数」という記述も多くみかけます。(さらには「フィボナッチ数列」なるものまで登場してくるので、もっと深堀りできそうですが…)
確かに21枚で「好き」から始めると「好き!」で終わる、恋の後押しをしてくれる花。
素敵な恋の応援花ですが、本当に全部奇数なのでしょうか…かなり気になるところです。