令和4年6月21日に行われた三重県地球温暖化防止活動推進員研修会プログラムに参加させていただきました。
三重県において地球温暖化の現状及び地球温暖化対策の重要性について啓発活動など地球温暖化防止活動の推進や対策を行う三重県地球温暖化防止活動推進員として令和3年の4月から活動を開始し早一年。
なかなか推進とまではいかないですが、徐々に環境学習の場や出前授業などに参加し取り組んでいきたいと考えております。
地球の温暖化問題は人間の活動に起因して大気中のガスの濃度が上昇する事により本来ならば太陽からのエネルギーにより地表が温まり、温まった熱を温室効果ガスが吸収する事により一定に保たれていただいが、人間活動により増加し続けています。
日本の年平均気温は、長期的に は100年当たり約1.15°Cの割合で上昇しており、毎年猛暑日が続き日本に自生する樹木や、植栽樹木などにも影響が出ています。三重県津市では100年あたり1.7°C上昇しており、最高気温の真夏日が50年で9.2日増加してるそうです。
毎年どこかのお庭で樹木がこの暑さで枯れてしまった。葉焼けを起こしてしまったなどの話や、今まではこの季節に咲いてなかった花が咲いているなど生物季節にも影響を及ぼしています。今年も三重県の桜の開花は例年より3日早かったようですが、50年あたり5、5日も早くなっているようです。
また二酸化炭素濃度の上昇は一見すると植物には良いのでは?と思った事がありましたが、植物が吸収する二酸化炭素濃度には限界があるそうで、ある一定のレベルまでは植物の生育によく、それ以上になると生育は滞ってしまいます。
暑さや二酸化炭素濃度の上昇に適応した植物の生産や夏の暑さに耐えられるように品種改良された米なども登場しているそうですが、人間自体が適応できなく、池にいる酸欠不足の金魚のように口をぱくぱくしている将来が近いかと思うと少しでも私達ができる事があればと考えますが、何か人の役に立つ事をして自分の自尊心を保ちたいだけなのかもしれません。
好きな事からやれる事をコツコツと。
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