かわいいポトスが「野生化」?沖縄や小笠原で巨大化する観葉植物問題ポトス
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
- 2 日前
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観葉植物の代表格でもある「ポトス」。美しいつる性植物で葉はかわいらしいハート型、ライトグリーンにホワイトやイエローの斑入り葉などカラーも魅力的で、世話に手がかからないこともあり初心者にも人気の観葉植物です。

そんな愛され観葉植物ポトスですが、実は沖縄や小笠原では「野生化」「巨大化」が問題に。ネット検索するとニュース記事や体験記事も多数見つかるのでぜひチェックしてみて欲しいのですが、「これがポトス??!」という驚きの大きさ、高い防風林のモクマオウやクヌギ、さらに電柱にまで巻き付いて10メートルほどまで育っているもの、断崖絶壁に這い育っているものまでみられるそう。
またその茎の太さ、葉の大きさはモンステラ?というサイズ感で、人の上半身ほどの大きさがある葉も珍しくないとか。
日本で見慣れている可愛らしいポトスとのギャップに驚いてしまいますが、といっても、これが本来のポトスの姿。そもそもポトスは東南アジアやソロモン諸島原産からの外来種、亜熱帯地域では木に這いあがりこんな風に大きく育つ強い植物なのです。
野生化の理由はもともと観葉植物だったものが捨てられ放置されたこと。毒性もあるポトスは野生動物に食べられることもなく、その強さゆえ駆除も難航し繁殖していったようです。生態系に悪影響の恐れもあるということですし「観葉植物の野生化問題」は今後対策の必要がありそうですね。
ポトス:サトイモ科 / ハブカズラ属(エピプレムヌム属) 原産地:ソロモン諸島
和名:オウゴンカズラ(黄金葛)常緑性で日陰でも育つつる性植物。耐暑性もあり初心者でも育てやすい植物です。