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グリーンと美しい紅葉。でも手に負えなくなったら…ナツヅタ ジャパニーズアイビー

執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

初夏の日差しを浴び旺盛に育っている蔦。


グリーンと美しい紅葉。でも手に負えなくなったら…ナツヅタ ジャパニーズアイビー


アイビーやヘデラなど観葉植物としても人気の高い蔦もたくさんありますが、こちらはナツヅタ。葉先が3つに分かれた葉とツルがひとつの株から分枝し壁面にも根を降ろしどんどん上へ伸びていく強者です。


夏蔦(ナツヅタ):ブドウ科ツタ属、日本原産の植物で本州~九州各地に自生している、ツタらしい風情の蔦。別名に紅葉蔦(モミジヅタ)、甘蔦(アマヅタ)、ボストンアイビー、そしてジャパニーズアイビーという名前ももちます。


春から夏にかけて艶のあるグリーンの葉を茂らせ、秋には赤やオレンジ色に美しく紅葉。季節を通して彩り豊かで鑑賞を楽しめる植物ではありますが、とにかく生命力旺盛で熱さ寒さに強くあっという間に増殖していくので、ちょっと油断して剪定を怠っていると手に負えなくなることも。


画像の蔦も壁から雨どいや屋根の瓦のスキマに入り込んでいて、はがすのは困難。市販の除草剤で太刀打ちできないことも多く、このままでは家屋を痛める原因にもなってしまうので、プロの手を借り剪定と特別な除草を施すことになりました…。


蔦の絡まる洋館や美術館・学校(有名なところでは甲子園球場も)など素敵な風情のある建物も多いですが「蔦のある家は縁起がよくない?」なんていう話も聞いたことがあるような…。


いくつか風水の記述をチェックしてみると「蔦がびっしりと蔓延っている家屋」は樹そう殺(殺は凶)とされ陰の気が強すぎて人の気を吸い取ってしまうそう。ただ適度にバランスのとれた陰はリラックス効果を生みヒーリング効果の高い空間になるとのこと。やはり何事もバランス。植物と建物の関係も心地よさが大切ですね。

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