「テラリウム」「アクアリウム」。。。最近よく耳にする○○リウム。
何となくあのガラスの入れ物や水槽に入った植物のことかな、とイメージは浮かぶかもしれません。でも何が違う?定義は?となるとよくわからない。
専門サイトの情報をいくつか調べてみたところ、そもそも「○○リウム」というのは「○○な場所」
「○○する空間」を表す英語起源の言葉で(プラネタリウムもそうですね)
「テラリウム」は陸上植物をメインに育成する空間
「アクアリウム」は水性生物の飼育をする空間
そして植物動物すべてを育てる空間環境のことを「ビバリウム」(最近は爬虫類や両性類の住む環境を指すことも多い)と呼ぶそうです。
最近人気が高まっている「パルダリウム」もそのひとつ。パルダリウムの定義は、「陸地と水辺両方に生息する動植物を取り入れた環境空間」、 水空間は不要で熱帯雨林のような「湿度の高い環境を好む動植物での空間」というもの。
シダ類、苔類、水草、ランなどが良く使われています。今回知人に見せてもらった作品はピンク系の葉色が美しいクリプタンサスをメインにしたもの。流木や石を配置することも多いパルダリウム、テラリウムもそうですが上下左右、裏から観てもサマになる構図を想像しながら植え付けていくのが難しいそうです。また植物画成長してきたらどんなバランスになるのか、将来の景色を想像するのも大切。植物の成長具合や特性も理解しつつ、未来の構図を予想しつつ、と、なかなか頭を使う作業ですね。
あちこちのガーデニングショップで○○リウム講座の開催も増えているようなので、興味のある方はぜひチャレンジしてみては。