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一面の空色。空を映すスカイブルーの小花。「ネモフィラ」

執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

春から初夏に向かう気持ちの良い季節。各地の観光花公園ではさまざまな花の開花がニュースになりますね。


一面の空色。空を映すスカイブルーの小花。「ネモフィラ」


「ネモフィラ」もその花の代表。今年も国営ひたち海浜公園が話題となっていましたが、五月晴れの空を映したかのようなスカイブルー、小さくても群生した花が満開になると、どこまでも続く広大な水色のカーペットのような圧巻の景色です。


平原から丘の上、そしてそのまま青空につながっているようなカラーの世界は幻想的で、ここ数年はゴールデンウィークの風物詩といってもよい映像ではないでしょうか。


ネモフィラ:ムラサキ科ネモフィラ属、北アメリカ原産で3月~5月に開花、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)、英名では、真ん中のまるい白い部分を囲むようなブルーの円形の花を赤ちゃんのパッチリひらいた青い目に例えたBaby blue eyes。


ネモフィラは、ひたち海浜公園で栽培されているブルーの「ネモフィラ・インシグニス」がポピュラーな品種ですが、黒色や濃紫と白のカラー品種やファイブスポットと呼ばれるマクラータなどネイビーブルーの斑点が入る品種もあります。


花言葉は「可憐」そして「どこでも成功」。


可憐はまさにネモフィラのイメージ。そして、ただの成功ではなく「どこでも」という注釈が入るところは、かわいいだけでないパワフルさが推されているところがまたぴったりです。


基本的に強い植物で、ほふく性で横に広がって育つ性質、一株にたくさんの花をつけることからイメージされた言葉なのでしょう。


見頃の花公園に出かけるもよし、お庭の花壇やハンギングでスカイブルーの彩りを添えるもよし、今年の連休はネモフィラの似合う穏やかで気持ちの良いお天気に恵まれますように。

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