アロエは「医者いらず」。食べ方・塗り方・効能をまとめました
- 飯島 一郎

- 2022年2月25日
- 読了時間: 3分
トゲトゲのグリーンの肉厚の葉をニョキニョキ伸ばす植物。「アロエ」はユリ科アロエ属の常緑多肉多年草で、原産国は南アフリカ・マダガスカルなど。

暑さ寒さに強く砂漠や草原に400~500種類もの品種が分布していると言われます。
基本的には丈夫な植物なので家庭の庭や鉢植えにも向き、園芸初心者でも扱いやすさがあるため人気が高いようです。
ガーデニングショップでも観賞用として並んでいることが多いのですが、種類によっては食用、薬効をもつ植物として知られているのではないでしょうか。
ある一定の年齢層の方なら、実家や知人の家にアロエの鉢が必ずあった!という覚えもあるかも。私も茎をポキンと折り取って、中からトロリとした液体がでてくるのを、キリキズやスリキズ、ヤケドなどちょっとした炎症に塗られた覚えが…。
アロエは「医者いらず」とも呼ばれる植物で、塗って、食べてと民間薬・食用として活用されます。塗布の他、そのまま葉をちぎって食べる、大きな葉の内部をお刺身のように食べる、という人もいるようですが、メジャーなところではアロエヨーグルト、健康系ジュースなどに加工されているのも見かけますよね。
薬食用としては特にキダチアロエ、アロエベラ、ケープアロエが使われるようです。
効能としては、胃や腸の調子を整える、便秘の改善、殺菌作用、美白効果、美肌効果、炎症治療など。
また食用以外の観賞用アロエにもユニークなものが多いので、好みのルックスのアロエを探してみるのも楽しそうですね。
キダチアロエの育て方(庭師からのポイント)
キダチアロエを鉢や庭で育てる場合、水やりは月2〜3回で十分です。葉の95%が水分と言われるほど保水力が高く、根がない状態でも1年近く生き延びる生命力を持っています(日本アロエセンター調べ)。肥料は5〜9月の生育期に液肥を与える程度でよく、丈夫さが魅力の植物です。
植え替えは2年に1回、5月頃が適期。古い根や長すぎる根を切り落として、一回り大きな鉢に植え替えましょう。0℃以下の寒さには弱いため、冬は室内の日当たりの良い場所に移動させてあげてください。
庭師から見たアロエ
剪定の現場でも、お庭の一角に古くからアロエが植えてある光景をよく見かけます。昔からここにあって、とおっしゃるお客様の言葉通り、アロエは世代を越えて受け継がれてきた植物。三重県の庭でもよく出会います。
医者いらずと呼ばれた理由は、使い勝手の良さだけではないでしょう。どんな環境でも粘り強く生き続ける姿そのものが、人に安心感を与えてきたのでしょう。ちなみにキダチアロエの花言葉は健康・信頼・万能。古くから人とともに生きてきた植物らしい言葉が並んでいます。





