トゲトゲのグリーンの肉厚の葉をニョキニョキ伸ばす植物。「アロエ」はユリ科アロエ属の常緑多肉多年草で、原産国は南アフリカ・マダガスカルなど。
暑さ寒さに強く砂漠や草原に400~500種類もの品種が分布していると言われます。
基本的には丈夫な植物なので家庭の庭や鉢植えにも向き、園芸初心者でも扱いやすさがあるため人気が高いようです。
ガーデニングショップでも観賞用として並んでいることが多いのですが、種類によっては食用、薬効をもつ植物として知られているのではないでしょうか。
ある一定の年齢層の方なら、実家や知人の家にアロエの鉢が必ずあった!という覚えもあるかも。私も茎をポキンと折り取って、中からトロリとした液体がでてくるのを、キリキズやスリキズ、ヤケドなどちょっとした炎症に塗られた覚えが…。
アロエは「医者いらず」とも呼ばれる植物で、塗って、食べてと民間薬・食用として活用されます。塗布の他、そのまま葉をちぎって食べる、大きな葉の内部をお刺身のように食べる、という人もいるようですが、メジャーなところではアロエヨーグルト、健康系ジュースなどに加工されているのも見かけますよね。
薬食用としては特にキダチアロエ、アロエベラ、ケープアロエが使われるようです。
効能としては、胃や腸の調子を整える、便秘の改善、殺菌作用、美白効果、美肌効果、炎症治療など。
また食用以外の観賞用アロエにもユニークなものが多いので、好みのルックスのアロエを探してみるのも楽しそうですね。
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