top of page

葉も花もコントロール、夜は眠る。上手に生き抜く強く小さな野草ムラサキカタバミ

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 2025年7月21日
  • 読了時間: 3分

更新日:5月2日

ムラサキカタバミは春から秋にかけて淡いピンク紫色の花を咲かせる多年草の野草です。夜になると葉と花を閉じ、雨の日も閉じるという就眠運動が特徴的で、葉も花も自分でコントロールしながら生き抜く強さを持ちます。南アメリカ原産の帰化植物ですが、今では日本全国の道端や庭に広く自生しています。


ムラサキカタバミ 紫カタバミ ピンク紫の花 野草 剪定屋空

ムラサキカタバミの葉はクローバーに似た三つ葉で、シュウ酸を多く含むため噛むと酸っぱい味がします。就眠運動と呼ばれる昼間に葉や花を開き夜に閉じる動作は、夜間の蒸散や低温から身を守るための適応行動とされています。球根で増える繁殖力が強い植物で、一度庭に定着すると除草が難しくなることもあります。


ムラサキカタバミ 群生 花 三つ葉 剪定屋空

ムラサキカタバミの基本情報

学名:Oxalis corymbosa / カタバミ科カタバミ属

別名:紫酢漿草(ムラサキカタバミ)。原産地:南アメリカ。多年草(帰化植物)。

開花期:4〜9月。草丈:10〜30cm。花色:淡いピンク紫色。日当たりのよい場所から半日陰まで適応する。


知っておきたい豆知識

カタバミの名前はカタバミ科の植物に共通して見られる葉の形が由来で、ハート形の小葉3枚がそろっています。日本在来のカタバミとは異なり、ムラサキカタバミは江戸時代末期に観賞用として導入された外来種で、今では特定外来生物ではないものの広く帰化しています。シュウ酸を含むため金属の錆を落とす際に使われることがあり、昔の子どもたちは葉で十円玉を磨いて遊んだという話も各地に残っています。


ムラサキカタバミ 紫カタバミ 水墨画スタイル 野草 剪定屋空

よくあるご質問


ムラサキカタバミを庭から除草するにはどうすればよいですか?

球根(鱗茎)で増えるため、地上部だけ刈り取っても再生します。除草には球根ごと掘り起こすか、グリホサート系の除草剤を使用するのが効果的です。球根は非常に小さく土の中に残りやすいため、完全な除去には数シーズンかかることを覚悟してください。繁殖力が旺盛なため、花が咲く前に除去するのがポイントです。


ムラサキカタバミとクローバーの違いは何ですか?

どちらも三つ葉ですが、ムラサキカタバミはカタバミ科、クローバーはマメ科と科が異なります。見分け方はムラサキカタバミの葉がハート形で葉に紫色の斑点模様が入ることが多く、クローバーの葉は丸みがあって白い斑紋が出るのが特徴です。花の形もムラサキカタバミは5弁の漏斗形、クローバーは小花が集まった球形と大きく異なります。


ムラサキカタバミは食べられますか?

葉はシュウ酸を含み、少量であれば食用にできますが大量摂取は腎臓に負担をかける可能性があります。腎臓疾患のある方は控えてください。野草の天ぷらや酸味のある葉をサラダに少量加える程度が一般的な利用法です。


剪定屋空の年間管理サービス

庭木の管理・剪定のご相談は 剪定屋空の年間管理サービスページ をご覧ください。


 
 
bottom of page