雪をかぶったような白い可憐なお姫様「ユーファルビア 白雪姫」
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
- 2021年4月7日
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白雪姫の名にぴったりの、雪をかぶったような可憐な姿。花びらや葉のようにみえる白いところは苞(ほう)という部分で、花の根本にある 蕾を包んでいた葉が変形したもの。植物の種類によって形もさまざまで、ユーファルビア白雪姫のように花びらのように見えるものもたくさんあります。

ユーファルビアという植物は、トウダイグサ科 / トウダイグサ属(ユーフォルビア属)に分類されます。とにかく種類が多いこと、大きさも色も形も見た目が全く異なる様々なスタイルでその数は2000種以上。
形態も一年草、多年草、多肉植物、低木とバラエティ豊かで、ナツトウダイなど日本の自生種も数種ありますし、サボテン、ハオルチア、ダイヤモンドフロストなど、またクリスマスに欠かせないポインセチアも人気のユーファルビア種です。
特に白雪姫とダイヤモンドフロストは、カラーや雰囲気が似ているので混同されるようなのですが、白雪姫は10月下旬~1月下旬ごろ、ダイヤモンドフロストは4月~11月頃と開花時期が違っています。
冬に見頃を迎える白雪姫ですが、実は寒さにはあまり強くなく、霜があたると枯れてしまうので冬場の管理は慎重に。
またユーフォルビアの特徴として、茎や葉、幹の切り口からでる白くて粘着質のある液体に触れてしまうと、皮膚がかぶれることも。
可憐なお姫様のような植物ですが、少量ながら毒を持っていますので、丁重、慎重に。