青空に映える蠟梅が満開。春の花はなぜ黄色い花が多い?ロウバイ
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

- 2025年2月18日
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更新日:5月2日
ロウバイ(蠟梅)は冬の寒さの中、他の花がまだ眠っている1〜2月に先駆けて黄色い花を咲かせる落葉低木です。蝋細工のような半透明の花びらと甘い芳香が特徴で、梅に似た花をつけながら梅とは異なる植物です。春の花が黄色に多い理由とともに、ロウバイが庭に与える冬の彩りについてまとめました。

春に黄色い花が多いのは、昆虫が活動を始める春の時期に最初に目覚めるハチやアブが紫外線を反射する黄色を認識しやすいからだとされています。ロウバイは冬に咲くため昆虫ではなくカメムシ類に受粉を助けてもらうという独自の戦略を持ちます。1〜2月の開花は日本最早クラスで、冬の庭に明るさをもたらす貴重な存在です。
ロウバイの基本情報
学名:Chimonanthus praecox / ロウバイ科ロウバイ属
別名:唐梅(カラウメ)。原産地:中国。落葉低木。
開花期:1〜2月。樹高:2〜4m。花色:黄色(内側は暗紫色の品種あり)。日当たり・水はけのよい場所を好む。
知っておきたい豆知識
ロウバイという名前は、蝋(ろう)のような質感の花びらと、梅に似た花形から蠟梅と書きます。中国では唐代から観賞用に栽培され、詩にも数多く詠まれてきました。日本へは江戸時代初期に渡来したとされ、400年以上の栽培の歴史があります。種には有毒成分(カリカンチン)が含まれるため、誤って口にしないよう注意が必要です。花の芳香は梅や水仙にも似た甘い香りで、切り花にすると室内にも香りが広がります。

よくあるご質問
ロウバイは梅の仲間ですか?
梅とは別の植物です。梅はバラ科サクラ属ですが、ロウバイはロウバイ科ロウバイ属に属します。花の形が梅に似ていることから蠟梅と名づけられましたが、植物学的には全く異なります。開花時期も梅より1〜2か月早く、葉が出る前に花だけが咲くのも大きな特徴です。
ロウバイの剪定はいつ行えばよいですか?
開花直後の2〜3月が剪定の適期です。ロウバイは前年に伸びた枝の付け根近くに花芽をつけるため、強く切り詰めると翌年の花が減ります。枯れ枝や込み合った枝を間引く程度にとどめ、樹形を整える軽い剪定を心がけてください。
ロウバイを庭に植えるときの注意点は?
根が張ると移植を嫌うため、最初から日当たりと水はけのよい場所を選ぶことが重要です。乾燥には比較的強いですが、水はけが悪い場所では根腐れしやすくなります。三重県菰野町の気候であれば屋外での越冬は問題ありません。種には毒性があるため、お子様やペットのいる家庭では誤食に注意してください。
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