昆虫をパクリと食べてしまう「食虫植物」。その代表格ともいえるのがハエトリソウ(ハエトリグサ)ではないでしょうか。映像で虫を捕食するシーンを見たことがある方も多いかと思いますし、園芸店でも観賞用植物としてよく販売もされています。
生きた獲物を捕らえる植物というとちょっと怖いイメージもありますが、全ての栄養を捕食で賄っているわけではないので、水と陽当たり、土からの栄養分があれば育てることができますのでご安心を。
まるで長いまつげを生やしたような長いトゲが並びパッチリひらいた目のような葉、グリーンに赤のコントラストという姿はユニークで魅力もありますよね。
そのトゲには甘い蜜をだす蜜腺と葉に感覚毛という繊細なセンサーのようなものが備わっています。葉の内側に虫が侵入しただけではすぐ閉じることはなく「2度触れること」で閉じる仕組み。しかも条件は1度目と2度目の接触が「30秒以内」であること。
つまり葉に触れても30秒以内に離れれば捕まらない、逆に30秒かけてしっかり惹きつけることで確実に捕らえるという巧妙なワザ。想像以上にシステマチックな捕獲システムに驚きます。
閉じるスピードは0.5秒。なかなかのハイスピード。しかしこの動作はハエトリソウにとってかなりエネルギーを消費するのだそう。つい葉を触ってしまいたくなりますが…負担をかけないように気をつけねば。
ハエトリソウ:モウセンゴケ科・ハエトリグサ属
学名Dionaea muscipula(ディオネア マスシプラ)
和名 ハエトリソウ(ハエトリグサ)別名 ハエジゴク。英名では、「Venus Flytrap」意味は女神のハエ取り罠。
原産地 北アメリカの湿地帯に自生。
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